歩いた!そしてコケた! 笑えない歩行ロボットMARLO君の実験

歩いた!そしてコケた! 笑えない歩行ロボットMARLO君の実験 1

人間と同じように、ロボットも痛い目にあいながら物事を習得していくしかないようです。Boston DynamicsのAtlasにとっては、人間による意地悪から人生の複雑さを学ぶことがそうでした。でも今回紹介するのは、小さな丘を登ろうと頑張るロボットの「MARLO」君です。何度も失敗しながらもけなげに頑張るMARLO君(まあ実質頑張ってるのはその周りの人たちですけど)の雄姿をご覧ください。

こちらは、ミシガン大学のエンジニアリングチームによってデザインされたMARLOが「ウェーブ・フィールド」と呼ばれるコースを歩く様子。ただ普通に歩こうとしている姿が酔っぱらいの姿に見えなくもないのは事実ですが、それでもデコボコの地表を移動できるロボットは、ロボット工学にとっては大きな進歩なんです。ミシガン大学によれば、研究チームは夏中はMARLOの歩行アルゴリズムに力を注ぎ、それから再度ウェーブ・フィールドに挑戦します。この小さな丘が連なるウェーブ・フィールドは、本当はアートインスタレーションなんですけどね。

今回のテストでは、MARLOが倒れた時にひどい損傷を負うのを防ぐため、人が補助棒を持っていました。足がグキッといっちゃいましたが、もし人が支えていなかったらほかの部分も地面に激突して大変なことになっていたでしょう。MARLOは、今年5月にロボット工学研究室内で行われた人工の地形での歩行実験はこなすことができました。しかし60cmから90cmほどの今回の小丘はチームによれば「ただ単にとても難しいんだ」とのこと。

MARLOチームが開発するロボットの歩行アルゴリズムは、チームの作っているロボットに最適化したものでありながらも、将来のロボットにもこれを応用できるほどに汎用性のあるものだとのことです。ただ単に自分で歩くロボットのためだけに使われているわけではなく、研究者たちはすでにこのアルゴリズムを高機能な義肢を改善するために使用しているということです。

source: University of Michigan via Popular Science

Darren Orf - Gizmodo US[原文

(abcxyz)