またTesla車での交通事故、どこまで自動運転のせいなのか?

またTesla車での交通事故、どこまで自動運転のせいなのか? 1

なんでもかんでも自動でおまかせ、とはまだいかんのです。

自動運転モード中の車で、また交通事故が起きました。自動運転モード中だったと証言しているのは、車を運転していた本人。事故が起きたのは7月1日で、皮肉にも、2015年に起きたTesla Motors車の自動運転中の交通死亡事故について米運輸省が調査を行なうと発表した2日後のことでした。

事故が起きたのはアメリカ、ペンシルベニア州南西部の都市ピッツバーグから100マイル(約160km)ほど離れたエリアで、車種はTesla Model X。Detroit Free Pressの報道によれば、対向車レーンをまたいでガードレールにぶつかる前、自動運転モードを発動したと運転手のAlbert Scaglioneさんは警察に話しているといいます。車がひっくり返るほどの事故でしたが、運転者、同乗者の命に別状はありませんでした。

Detroit Free Pressは、事故が起きた場所が、道幅も狭く運転しにくい道路で、1度でも通ったことがあればわかることだと解説。Scaglioneさんが、この道のコンディションを知っていたかはわかりませんが、まぁ、少々、自動運転モードを過信しすぎたのかもしれません。

Teslaの自動運転が原因だという事故は、いくつか報告されています。前述の運輸省が調査を開始する2015年のケースもその1つです。が、中には自動運転のせいだけにはできないものだってあります。例えば、6月末に起きたTesla Model Sでの自動運転モード中の事故。運転手の男性が死亡する悲しい事故でしたが、実は事故発生時、この男性がハリポッターの映画を見ていたとの報道もありました。

Teslaの担当者が米Gizmodoの取材に返答していますが、それによると事故の詳細はまだわかっていません。通常、Tesla車において大きな交通事故が起きた場合、Teslaのセンターに連絡がいき、担当者が運転手の安全を確認するまで連絡をとるという仕組みがあるのだそう。今回は、運転手の男性がまだ連絡に応じておらず、Tesla側がまだ調査に乗り出せない状態だといいます。また、事故当時に自動運転モード中だったと示唆するデータも、Tesla側にはあがってきていないとのこと。

現在の自動運転は、あくまでも運転補助であり、運転手が明後日の方向見ていたり、居眠りしたりしてもいいというものではありません。自動運転への過信が、早くも事故を引き起こしているようです。

…自動運転っていうネーミングがマズイのかねぇ。

image: Darren Brode / Shutterstock.com

source: Detroit Free Press

Michael Nunez - Gizmodo US[原文

(そうこ)