ペダル踏んじゃえ。半分だけ自動運転のメルセデス・ベンツの「Future Bus」

ペダル踏んじゃえ。半分だけ自動運転のメルセデス・ベンツの「Future Bus」 1

機能もデザインも未来志向です。

現在テクノロジー業界から自動車業界まで、全力で開発に注力している「自動運転技術」。そんな自動運転技術で、メルセデス・ベンツが新たなマイルストーンを達成しました。同社の「Future Bus」はオランダにて、公道で20kmの半自動運転での走行に成功したのです。

ここで「半」自動運転と書いたのは、Future Busには運転手が搭乗しています。同バスに搭載された自動運転技術「CityPilot」が稼働すると信号機を読み取り、必要に応じて交差点で停車や発進、またバス停への停車を行ないます。さらにGPSやレーダー情報を利用して交通状況を理解し、公道を最大70km/hで走行することができるのです。運転開始前や運転手がハンドルを握ってペダルに足を置いたりするとCityPilotはオフになります。

CityPilot今回はスキポール空港からハーレムまで、20kmの経路を自動運転にて走行することに成功しました。

都市交通の自動運転技術にはさまざまな企業が取り組んでおり、例えばIBMはワシントンD.C.にて自動運転バス「Olli」を、そして千葉のイオンモールでも「Robot Shuttle」が運行を開始します。これらの自動運転バスの導入によりバス会社は路線維持のためのコストを削減したり、逆にきめ細かなバス路線の展開も可能になるはずです。ただ、バス運転手の雇用の問題が気になりますね。

日本政府は2020年までのタクシーなどの自動運転の実用化を目指しています。あと数年以内に街の業務用車の姿は一変するのでしょうか? それは見てみたい気もしますし、逆に今までの常識から考えると少し不思議な気もしてしまいます。

source: Slash Gear

(塚本直樹)