Googleの宅配ドローン「Project Wing」、米国でついにテスト開始

グーグルのドローンProject Wing

ドローン宅配実現に向けて、また一歩。

Googleの宅配ドローンプロジェクト「Project Wing」が、ついに米国でのテスト飛行を認められました。8月2日、米国政府が発表した米国立科学財団(NSF)によるドローンテスト計画の中で明らかになりました。

発表資料には、Project Wingが連邦航空局(FAA)の6カ所あるテスト施設で宅配サービスの一連の流れをフルに試すことになるとあります。またテストで集めたデータは、政府当局が安全性などの問題を解決できるようにすべく政府パートナーと共有されるとのこと。

注目なのは、オペレーターから直接見えない範囲にまでドローンを飛ばす「Beyond Line of Sight(BLOS)」に向けて進むと明記されていることです。今年6月にFAAが発表したドローンの商業利用のためのルールでは、ドローンはオペレーターから見える範囲内で飛ばすべしとなっていて、このため宅配ドローンは実質不可能になっています。テストで先行しているAmazonでも今まで米国内でのBLOS飛行は許可されておらず、ダメならこっちでやるからいいよとばかりに、イギリスでのテスト計画を発表していました。

ちなみに、7月末にはFacebookのネット接続ドローンも米国アリゾナ州でのテスト飛行にこぎつけました。政府のルール作りに時間がかかってはいるものの、ドローンを使った新しいサービスは少しずつ実現に近づいているようです。

source: White House via 、New York Times(12

(miho)