アメコミ映画の興行成績の歴史を切り絵のストップモーションで振り返ろう

アメコミ映画の興行成績

ありがとう番長!

今や世界中で大人気のアメコミ映画が、いかにしてハリウッドでビッグになっていったかの軌跡を、かわいい切り絵のストップモーションアニメでまとめた動画が公開されています。

こちらはWIREDが公開したもの。

DCコミックス原作の映画は当時、史上最高の予算をかけて作られた1978年の「スーパーマン」と1988年の「バットマン」で絶好調のスタート。

一方で、マーベル原作の映画はジョージ・ルーカス製作総指揮の「ハワード・ザ・ダック」が大失敗。さらに、マーベル自体が破産の危機に瀕する中で映画化権を売却することになります。

動画では「バットマン」の両親が殺されたクライム・アレーに迷い込むマーベルですが、そこに颯爽と登場したのが、我らが「BANG-CHO(番長)」ウェズリー・スナイプス主演の「ブレイド」。

1993年に設立されたマーベルの映画部門である「マーベル・スタジオ」はこの「ブレイド」とそれに続いた「X-MEN」、「スパイダーマン」といったシリーズの成功によりパワーアップ。

それから2009年に「アイアンマン」が大成功し、マーベル・シネマティック・ユニバースがスタート。(動画では語られていませんが)マーベルのグループ全体がディズニーに買収されたことでさらにグングン力をつけ、今に続く巨大映画フランチャイズへと成長を遂げます。

こうしてまとめてみると、今のアメコミ映画の黄金時代を呼んだのは「ブレイド」の成功だったんだということがよくわかります。さすがアクション番長だ!

そんなスナイプスのおかげで(?)今や、アメリカで映画に個人がかけるお金の27.6%がアメコミ映画に費やされているんだとか。

一方でアメコミ映画の成功は長くは続かないと考える人物も少なくありません。先述の「ハワード・ザ・ダック」のジョージ・ルーカスの盟友であるスティーブン・スピルバーグは「我々は西部劇の時代の終わりを目撃した。アメコミ映画も西部劇のように消えていくだろう」と語ったそうです。

なかなか手厳しい……。とはいえ、西部劇は1910年から60年までハリウッド映画の実に25%を占めていた、絶大な人気と長い歴史を持った映画ジャンルなので、今でも時折ヒット作が生まれる西部劇に例えられるというのは、そんなに悪いことではないのかも……?

アメコミ映画というジャンルを時代遅れにさせる凄まじい人気を誇る新たなジャンルが現れるかどうかはまだわかりませんが、アメコミは長い歴史を持ち、数えきれないほどのキャラクターが常に生み出され続けています。

この調子でいけば動画でも言っている通り、300年くらいネタは切れないと思うので、これからもアメコミ映画がファンを楽しませ続けてくれることに期待しておきましょう!

source: YouTube

傭兵ペンギン