もっと子どもにプログラミングを。BBCは「Micro:bit」100万台を無料配布

    Micro:bitイラスト

    日本でもこんなこと、できないかな。

    今年3月から、イギリスの公共放送BBCが「Micro:bit」なるものを学校向けに無料配布し始めました。

    Micro:bitは子どもが簡単にプログラミングできるよう作られた小さなコンピュータです。LEDライトや加速度計などが搭載されていて、外部のデバイスとも接続でき、プログラムを書くことで好きなように動かせます。

    Micro:bitのねらいは、子どもが小さいうちにテクノロジーに触れさせることで、プログラミングができる人材を養うことです。BBCは1980年代、子どものコンピュータリテラシー向上を目的に「Computer Literacy Project」を立ち上げ、「BBC Micro」というコンピュータを学校に普及させました。その2010年代バージョンがMicro:bitというわけです。

    Micro:bitにはLEDライト25個がボードに搭載されていて、そこにメッセージやシンプルなゲームを表示できます。加速度計や磁気計もあり、検知した動きを使ったプログラムも作れます。また物理ボタンが2個あり、それを使ってMicro:bitをゲームや音楽のコントローラにすることも可能です。さらにBluetooth経由で外部のデバイスやインターネットとつなげたりもできます。

    Micro:bitのサイト上には自作プロジェクトをサポートするためのチュートリアルやツールがたくさんあり、プロジェクトを他の人に公開したり共有したりもできます。

    micro:bit基板

    Micro:bitは11歳から12歳にあたる学年の子供と先生たち100万人に無料で配られます。これだけのものを100万個も無料放出とはかなりの太っ腹な気がしますが、BBC単独でやっているわけではありません。たとえばプログラミング用の言語や環境はMicrosoft、AndroidアプリはSamsungという具合に、合計29社と提携しているんです。

    イギリスの子どもじゃなくてもちょっと使ってみたいという人向けに、Micro:bitはいつかお店で販売されることになりそうです。ただArs Technicaによると、BBCではとりあえず一般販売よりも学校向け無料配布に注力しているとのことで、普通に買えるのは少し先になりそうです。

    日本で今すぐこれっぽいものに触ってみたいとしたら、こちらみたいな感じか、もっとDIYで安価なものだとやっぱりRaspberry Piとかでしょうか。

    image by BBC

    source: Micro:bit via Ars Technica UK

    (miho)