最新テクノロジーで復活。新作「電車でGO!!」に込められた誇りと愛

新作「電車でGO!!」に込められた誇りと愛

憧れの運転席がリアルに復活します。

電車運転シミュレーターのとして幅広い層に人気となった「電車でGO!」。根っからの鉄道ファンはもちろん、若者や家族など、それまで鉄道に興味の無かった層にまで大きな支持を受け、後に家庭用へも移植されたタイトーの大人気アーケードゲームです。

今思えば、このゲームから「職ゲー」、いわゆる特殊な職種の乗り物シミューレーターのムーブメントが始まったように思えます。

そんな偉大な初代の稼働から19年、ゲームセンターでは稼働筐体も少なくなりました。しかし、その火は消えていなかったのです。2016年8月8日、タイトーから最新アーケードゲーム「電車でGO!!」が発表されたのです。

運転シミュレーターから「電車運転士体感ゲーム」へと

新作「電車でGO!!」に込められた誇りと愛

新作「電車でGO!!」のテーマは電車運転シミュレーターではなく、「電車運転士体感ゲーム」。実際の路線を走れるのはもちろん、乗客・時間・季節などによって変化する運転士の業務を取り込んだゲームへと変化しています。

たとえば、天候や朝の通勤ラッシュ時間といった、きめ細かいシチュエーションがゲーム内に再現されているというのです。まさに、運転士になりきる体験をできるわけですね。

全4画面! 最新テクノロジーで全力で再現された聖域

新作「電車でGO!!」に込められた誇りと愛

この迫力たるや!

筐体の中に入れば、アーケードの大型筐体でしか実現できない臨場感が押し寄せます。しかし、そこにはどんなテクノロジーや技術、思いが詰め込まれているのでしょう。タイトー「電車でGO!!」開発チームからコメントを頂くことができました。

・正面には55インチ、左右には43インチ×2の大型液晶画面を採用したボックス型の筐体を新規設計、まるで電車の運転席に座っているかのような臨場感を味わっていただくことができます。

・映像面ではスクウェア・エニックスのヴィジュアル・ワークス部の協力を得て、線路脇に敷き詰めてあるバラストの質感や、都市部の空気感などをリアルに再現しています。

「電車でGO!!」開発チーム

目に見えているが触れられない聖域、「運転席」を再現するために、55インチ+43インチ×2の液晶。合計141インチの大画面で車窓風景を映し出し、さらに液晶の鉄道車両モニタもあるという全4画面構成。テクノロジーをふんだんに使って、リアルが追求されているんですね。

新作「電車でGO!!」に込められた誇りと愛

最近のゲームの例にもれず、稼働後のオンラインアップデートも計画中。日本全国のさまざまな電鉄・路線が追加される予定とのこと。

2017年、ぼくらは運転士になれる

しばらく新作が発売されていなかったタイトル。そしてなによりファンの多い名作の復活とあって、この発表にはさまざまな思いが寄せられています。初代「電車でGO!」からのファンだという30代の男性は、

「路線がオンラインアップデートで新しくなるところに期待をしている。鉄道は新路線開業や廃線、新車両投入、廃車は当たり前にある。ゲーム内にも登場する路線や車両も変わっていってほしい」
「従来のタイトルでは、既に無くなってる車両が画面内に走っていたが、鉄道ファンとしては望郷の念で胸が苦しくなることもある。常にアップデートして最新版になってくれれば、新しい気持ちでプレイできる」

と、オンラインアップデートへの期待を寄せていました。

また、アーケード稼働に先駆け、今冬にスマホゲームとして「連結!電車でGO!」も配信予定です。

新作「電車でGO!!」に込められた誇りと愛

アーケードとアプリを繋ぐ要素も追加されていくとのこと。こういったゲーム間のリンクも、かつては無かった仕組みですよね。さまざまなデバイスやゲームとリンクすることでゲームに影響を及ぼすといったアプローチは、今の時代ならではの楽しみ方です。

アーケード新作、電車運転士体感ゲーム「電車でGO!!」は2017年稼働予定

最後にもうひとつ、制作に奮闘している開発チームより届いた、このゲームへの思いをご紹介させてください。

・今回の開発に際し、日々つつがなく進行している電車の運行の裏には、運転士さんはじめ鉄道関係者の方々のたゆまぬ努力やきめ細かい心遣いがあることをしみじみと実感しています。我々の「あたりまえの日常」を1年365日、朝も夜も支える、そんな誇り高い鉄道運転士の気持ちをこのゲームに込めて本作を完成させたいと考えています。

「電車でGO!!」開発チーム

電車を運行する誇り。そして電車という乗り物に向かう真摯な姿勢。そんな電車への、鉄道関係者の方々への、そしてゲームへの愛! それが形となってもうすぐ登場するのです。

その日から、きっとまた先頭車両が僕らの特等席となるのでしょうね。

窓越しの運転士さんの一挙一動一投足が注目され、ちょっぴり照れくさそう、でも、誇らしげな「出発進行」に合わせて僕たちは現実とゲームの画面がオーバーラップしていくのです。

20年前がそうであったように。

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source: 電車でGO!!

(小暮ひさのり)