五輪ボランティアがブッチしまくりで問題に

リオ五輪ロゴマーク

これは史上最大の集団バックレかも。

国際オリンピック委員会ジャック・ロゲ前会長は、五輪においてボランティアたちは非常に重要な存在だといいます。2012年には、「ボランティアのみなさんこそが真の五輪選手なのです。五輪の精神を伝える人々なのです」とも語っています。真の五輪選手なのに、こんなに大事な存在なのに、今回の五輪ではブッチして現れない人だらけという事態に

ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えるところによると、五輪会場ではボランティア人員の不足が問題となっています。いくつかの会場では、たった20%のボランティアしか姿を現さなかったという状態だそう。

ボランティアの多くの人たちは、仕事着と記念の腕時計をもらったきり、ボランティアとして姿を現さず、会場ではボランティア不足となっています。

どうやらたくさんの人がボランティア登録後、五輪グッズだけもらってブッチしているようですが、リオ五輪組織委員会がAP通信に語ったところによると、一応参加してくれているボランティアでなんとかなっているそうです。

「5万人の五輪ボランティアのうち、平均70%くらいの参加率です。この参加率で問題なく進められていますし、来なかった人のせいで予定を変更するようなこともありません」と組織委員会は語っています。2014年のボランティア募集のときは、五輪運営を円滑におこなうために必要なボランティア数7万人の枠に、24万人も応募があったって自慢してたのに...。

まぁボランティアの人たちがブッチしちゃったのは、実は驚きではないんです。ボランティアの謝礼はボランティア中の食事だけなのに、国際オリンピック委員会会長なんて、「ボランティア」なのに年間250,000ドル(約2500万円)までの手当てが認められているのです。役員たちも「ボランティア」といいつつ日当900ドル(約9万2000円)もらっているみたいで、そりゃ真のボランティアは馬鹿らしくなっちゃいますよね(会場に向かうバスが襲撃されたりっていう事件もバックレを助長しているんでしょうね)。

それでも国際オリンピック委員会のスポークスマンMark Adamsさんは、ボランティアたちは感謝すべきだと言っています。「ボランティアたちはグッズをもらえるなどの特典ももちろんあるが、五輪の場にいられるというすごい特典もあるんだから。ボランティアとして参加することや短期間でも五輪のメンバーになれるいうことは、非常に価値のあることでしょう」とAP通信に話しました。非常に価値のあること...ねぇ。

一方の五輪会場では、ボランティアが足りないだけでなく、食べ物や飲み物まで足りていないようです。選手が病気になったり、プールが緑色になったり。華やかな舞台の裏で問題はたくさん起こっているようですね。

image by Filipe Frazao / Shutterstock.com

Sophie Kleeman - Gizmodo US[原文

(リョウコ)