Facebook、人力でニュースをキュレーションするのを止めることに

Facebook、人力でニュースをキュレーションするのを止めることに

よりバイアスの少ない仕組みを目指しているみたいです。

Facebook(フェイスブック)はトレンド機能におけるニュースのキュレーションを今後はアルゴリズムで行なうと発表しました。一部の地域で提供されてきた「トレンド機能」とは、人間がキュレーションした話題のニュースが短めの説明文と一緒に表示されるというもの。この説明文はこれまで人間のキュレーターが書いていましたが、今後は元の記事から自動で引用することになるそうです。

Facebookは今回の変更について次のように述べています。

アルゴリズムが中心となるプロセスに変更することによって、さらに広範なトピックをカバーし、トレンド機能を世界中に展開していくことが可能になるでしょう。これはわたしたちがやろうとしてきたことで、コミュニティーからのフィードバックを踏まえて今回の変更に至りました。

さらにFacebookは今回の変更によって個人的な判断がトピックに反映されてしまう事態を減らすことができるとしています。

今回の発表の3カ月ほど前、米Gizmodoが掲載した元キュレーターへのインタビュー記事のなかでFacebookでは保守系のニュースがトレンドから外されていることが明らかになり、その結果、米上院が調査に乗り出していました。もちろんFacebookは「バイアスはかかってません」と回答していましたが...。

調査に対する回答文のなかでfacebookは次のように述べていました。

我々は2014年12月以前については正確なログを再構築できなかった。そのため、その時期のレビュワー(訳注:キュレーター)の個々の判断を検証することはできなかった。

米Gizmodoがインタビューした元キュレーターは2014年中旬から2015年12月までFacebookで働いていたので、彼らが検証できないと言っている時期と重なります。

そもそも、Facebookはトレンド欄のトピックはアルゴリズムでソートされているとしていました。RecodeのKurt Wagner記者がキュレーションについてFacebookに取材を行なった記事では、アルゴリズムがトピックを選び、人間はあくまでそれをチェックして説明文を加えるだけと書かれていました。米Gizmodoが元キュレーターのインタビュー記事を公開する前から公式のヘルプセンターにはFacebookで話題になっているニュースが表示されると書かれています。

米Gizmodoが取材を行なったころには何十人といたキュレーターたち。彼らはこれから他のプロジェクトに異動するのか、それともFacebookを去ることになるのでしょうか。いずれにせよまたひとつテクノロジーが人間に取って代わりました。

image by Pan Xunbin / Shutterstock.com

Michael Nunez - Gizmodo US [原文]

(Haruka Mukai)