Googleのビデオ通話アプリ「Duo」リリース! FaceTimeキラーとなるかは正直ビミョーかも…

Googleのビデオ通話アプリDuoがリリース

どれだけユーザーを増やしてシェアを獲得するか次第。

今年のGoogle I/Oで発表されたビデオ通話アプリ「Duo」が、ついに配信スタートしました。AndroidとiOSともにアプリリリースされています。

米Gizmodo編集部がさっそくDuoをダウンロードして使ってみたので、その感想を見てみましょう。先にまとめを言っちゃうと「FaceTimeキラーっていうほどじゃないか」と。

iPhoneユーザーに限った話ではありますが、ほぼ同じツールを新たにダウンロードしてまで乗り換える/複数使いする魅力があるかというと、そうでもない。そんなら、今使ってるやつをそのまま使うよね、って話です。もちろんプラットフォームを選ばないという点では、FaceTimeより秀でていますが、すでにLINEなんかもありますからね。

さて、Duoを使ってみたのは米Giz編集部のDarren記者とAlex記者。アプリ起動でまず目にはいるのは、映し出される自分の顔と「ビデオコール」と記されたマル。マルタップで電話帳がでてくるのですが、新しいアプリなので、まず電話帳にいるみなさんにもアプリをいれてDuoユーザーになってもらう必要があります。招待状送信。お友達がDuoアプリをいれると、白いアイコンが青に。これがDuoユーザーであるサインです。

Duoの使用画面のスクリーンショット

ビデオ通話自体は、他アプリで使ってきたものと大きく異なる点はありません。1つ大きな特長は、Knock Knock(ノック機能)です。これは、動画通話がきたとき、受話器を取る前(通話を受ける前)からすでに相手の顔が見えているというもの。好き嫌いが分かれそうですが、設定でオンオフ切り換え可能です。

ノック機能はAndroidのみ、iOS非対応。Wi-Fiとセルラーデータの切り換えも可能で、画質音質も特に問題なし。Darren記者がセルラーデータ(T-Mobile)切り換え時に、多少、画質が落ちたといいますが、それもちょっとのことで大騒ぎするレベルではないとのこと。あとは、通信が暗号化されているというのも、特長の1つですね。

Googleアプリとしてみると、とにかくシンプルさを追求したところが特徴。Hangoutsから大きく変わったのは、なんといってもシンプルさに尽きます。が、このシンプルさ、吉とでるか凶とでるか…。なんせ、ビデオ通話アプリはすでに多く出回っており、Googleの出遅れた感は否めません。この荒波に乗り込んでいくのに、シンプルさがどう転ぶか…、それは神のみぞ知る。

また、複数ユーザーでの通話は非対応なので、会議アプリとして使うにはHangoutsをキープしなければなりません。というわけで、先述のまとめです。すでに使っている通話アプリがあるのに、新たにDuoをダウンロードするというのはハードル高くないですか?と。

今後、DuoとともにGoogleの2大コミュニケーションツールとなる「Allo」もそろそろリリースのはず。2つ出そろってからが勝負なのかもしれませんが、今のところは「こんなの見たことない! 便利!」という驚きはなし。するとやっぱり、後発は厳しいよねぇ。

Darren Orf - Gizmodo US[原文

(そうこ)