残念…またもや発表見送りなMacBook Proについて、いまわかっていることすべて 1

まだもうちょって待っててね~。

Appleが、次々と「iPhone」や「iPad」の新モデルを投入してきたのとは対照的に、なんだかMacは見放されてきたようにも思えます。とりわけ、ラップトップで最上位機種となるはずの「MacBook Pro」にいたっては、もう4年大刷新が見送られてきたんですよね。

きっと来月のiPhoneの発表イベントでは、いよいよお待ちかねなMacBook Proの新モデルのリリースもあるに違いない…。そんな首を長くしているユーザーの皆さまには残念なリーク情報として、このほどBloombergのApple担当記者として知られるMark Gurmanさんは「来月初めのタイミングでのMacBook Proの新発表はない」と断言しました。今年初めから新モデル発売を目指したテストは続いてきたものの、またもや正式リリースは先延ばしにされたかたちでしょうか。

なお、発表日こそ見送りが決定したと報じられましたが、新型のMacBook Proの詳細なスペックなどはすでに伝えられています。たとえば、長らく噂されてきたとおり、ファンクションキーは廃止され、代わりに有機ELディスプレイ(OLED)のサブスクリーンによるタッチバーが新装備されるのは確実のようです。Appleとしては、将来のソフトウェアアップデートだけで、便利なキーボードショートカットの追加なども容易になりますし、この流れは歓迎されるべきでしょうかね。

また、デザインもやや刷新され、ベゼルは一層スリムに。これによって、より薄くコンパクトなMacBook Proに仕上がるとリークされています。ただし、だからといって、まるで「MacBook Air」のようなスリムボディまでは期待できないそうですけど。

気になる搭載プロセッサーですが、最後にMacBook Proの新モデルが発売されてから、Intelは4回も新チップの発表を繰り返してきました。ですから、間違いなく搭載プロセッサーの刷新は行なわれますが、もっとも可能性が高いのは、現行の「MacBook」で採用されているSkylake世代のチップになるとされていますよ。

次世代のKaby Lake世代のチップという選択肢もあるにはあるのですが、Appleは、どちらかというと、リリースしたての世代よりは安定性がある世代の採用を重視してきました。ですから、Skylake世代のプロセッサーに落ち着くとみられていますね。

ただ、今回のリーク情報で少し腑に落ちないのは、なんとAppleは、これまでのNVIDIA製のグラフィックボードを捨てて、AMD製「Polaris」ブランドの新グラフィックボードへ移行する可能性が高まっているんだとか。よりスリムで省電力性能を謳うPolarisへのスイッチは、多くのヘビーゲーマーの好むNVIDIAからの脱却という危険性も伴います。デザイナー向けには、このシフトが本当であれば歓迎されるかもしれませんけど。

ほかにも今秋の「macOS Sierra」のリリースに合わせることで、新OSが売りにしているSiriとの統合が強化されるでしょうし、Touch IDによる指紋認証機能の新装備も噂されています。新たなUSB Type-Cポートの装備も、ほぼ間違いないことでしょう。

落ち目とも目されるiPadよりは、プロ向けのパワーアップしたMacBook Proなら売れ筋モデルとなりそうですし、早く本当に発売されてほしいものですよね~。

source: Bloomberg

Alex Cranz - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)