夏休み? 太陽観測衛星、一時的にオフラインになるも無事復旧

ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリーによる太陽

衛星だって休みたいときもある。

美しくも激しい太陽の観測に勤しんでいるNASAの太陽観測衛星、ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)。8月上旬からオフラインに陥るというトラブルに見舞われていましたが、1週間以上経って復旧が確認されました。

トラブルが発生したのは米国時間の8月2日、衛星と太陽の間を月が横切った後のことでした。月が通過するのはよくあることですし予測できることなので、月が通過しきるまでの間、SDOは慣性モードに入るようになっています。しかし今回は月が横切った後も通常のモードに切り替わらず、観測装置はオフになったままだったのです。

月と太陽

8月2日、SDOが慣性モードに入る直前の月と太陽(Image: NASA/SDO)

SDOの観測装置をオンラインに戻すために、研究者チームは装置を1つずつ復活させなくてはなりませんでした。日震学・磁気イメージャー(HMI)極紫外線変動観測装置(EVE)の2つは簡単に、2日後には作動するようになりました。しかし搭載されている観測装置の最後の1つであり、太陽大気を撮影するための観測装置、大気イメージングアセンブリー(AIA)はソフトウェアを全部入れ直すハメになったのです。AIAが復旧するまでには1週間以上かかりました。 

AIAが復旧した今、SDOはフル稼働に戻りました。しかしNASAは、本当に以前と同じように動いているか確かめるためにデータのチェックを続け、衛星の検査する必要があるとして、注意を呼び掛けています。トラブルに見舞われたソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリーが撮影した画像は、こちらでチェックできますよ。

Top Image: NASA/SDO/AIA/LMSAL

source: NASA

Ria Misra - Gizmodo US[原文

(たもり)