MacでWindowsが動く「Parallels Desktop 12」が発表

MacとWindowsの架け橋。

そんな存在です。Mac上でWindowsやLinuxなど、さまざまなOSを動かせる仮想化ソフト「Parallels Desktop」の最新版「Parallels Desktop 12 for Mac」が公開・発売されました。

MacでWindowsのアプリやソフトを使いたい!といったニーズに応えるソフトで、Macの画面のまま、Windowsアプリを起動して操作することができます。最新バージョンである12では、Macの次期OS「macOS Sierra」に対応し、パフォーマンスも向上。MacとWindows間の連携は更に強化されています。

目新しい機能としては、インストールウィザード上からWindows10の購入仮想マシンの差分バックアップWindowsアップデートのスケジューリングなど、より快適にWindowsを使えるようになる機能を新たに導入。バックグラウンドで常駐するようになり、Windowsアプリの起動も速くなりました。

Parallels Desktop 12はWindows Inkへも対応

Windowsで利用できる画面への描画「Windows Ink」へも対応。米Parallels(パラレルズ)のシニアプロダクトマネジャー、Kurt SchmuckerさんがiPad Proを使って実演しました。Macの画面はタッチディスプレイではないため、「Astropad Graphics Tablet」アプリをインストールしたiPadと連携し、iPadへのペン入力をWindowsへと受け渡すといったしくみです。

かなりの力技ですが、Windowsでできることは気合で再現する!といった職人魂的なものを受け取りました。

Parallels Desktop 12はFPSゲームOverwatchを正式サポート

ゲームへの最適化も進んでいます。Blizzard Entertainment(ブリザード・エンタテインメント)のFPSゲーム「Overwatch」を正式サポート。これまでよりもフレームレートや入力ラグを少なくするような調整が成されています。

実際操作していましたが、確かにヌルヌルと快適。仮想環境といえど侮れない操作再現度でした。また、最適化されていないその他ゲームなども、パフォーマンスアップにより、快適度は上がっているとのこと。ゲーマーにとってもいいバージョンアップかもしれません。

Parallels Desktop 12のParallels Toolbox

仮想化とはまた別に、Mac自体の操作をサポートする「Parallels Toolbox」も付属しています。こちらは日々のタスクが便利になるようにといったツール群。Macに常駐し、ツールボックスアイコンから、画面のスクリーンショットや動画撮影、YouTube動画のダウンロード機能もあります。

MacとWindows間の連携が強化された「Parallels Desktop 12 for Mac」は通常版が8,500円(税込)から。乗り換え版が6,480円(税込)。普段はMacだけど、特定のファイルだけはWindowsで。といったニーズ、MacだけどWinゲームが遊びたい!といったニーズへのひとつのアンサーとして活躍するのではないでしょうか。

source: Parallels

(小暮ひさのり)