新機能を大解剖。Windows 10 Anniversary Updateを体験してみた

Windows 10のイメージ

これは便利…Windows 10がさらに進化。

2015年夏にWindows 10がリリースされ、はや1年。Microsoftは「Windows 10はWindowsの最後のバージョンとなる」と明言し、今後はWindows 10のアップデートが(マイクロソフトの気が変わらない限り)永遠に続いていきます。

そして最初のメジャーアップデートである 「Windows 10 Anniversary Update」が、アメリカで8月2日に配信。先立って数日間最新版のOSを試してみました。これまでのOSと比べて全体的に大きく変わったわけではないですが、新しくて楽しい機能が増えています。今回の「Windows 10 Anniversary Update」の中でも、米ギズモードが選ぶ、新しい機能ベスト5をお届けします。

Windows Helloでアプリやウェブページにサインインできる

Windows 10から、精度の高い顔認証や指紋認証、虹彩認証といった生体認証でPCにサインインできるようになりました。Windows Helloは、未だほとんどのノートPCで使えませんが、Windows 10における最も素晴らしい機能のうちのひとつでしょう。今回のAnniversary Updateで、サインイン可能な対象を拡大し、アプリにもWindows Helloでログインできるようになりました。

現状は DropboxやiHeartRadioといった一部のアプリに限定されていますが、Microsoft曰く、今後もっとサポート範囲を増やしていくとのことです。さらにMicrosoft Edgeブラウザだと、Helloでログインできます。

Cortanaが、よりアシスタントらしくなってきた

Windows 10は、初めてデスクトップにバーチャルアシスタントを導入し、メジャーとなったOSです。その1年後にはAppleも追随してきましたよね。今回のAnniversary Updateでは、Cortanaがさらに進化。上記の画像のように、Cortanaに道を尋ねれば、一瞬にして自動的に最も効率的なルートを示してくれます。また、iOSやAndroidで利用しているCortanaのアプリとも同期して、スマートフォンからも道順を参照することができます。

こんな感じですね。

Androidであれば、テキストメッセージや電話の着信なども直接ラップトップから受けることができますし、マイレージサービスナンバーといった情報もCortanaに入れることができます。

ロックスクリーンでもCortanaが使える

毎朝、自分は目覚めると同時にiPadのSiriに天気について聞いていますが、ちょっと不便だと感じています。iPadだと電源に接続していないと「Hey Siri」が起動してくれないし、自分の声を認識してもらうには大声で話しかけないとわかってもらえなかったり。

でもCortanaは、もっと便利で効率的になりました。ラップトップを開いて、電源を入れれば、天気をコルタナに聞いたり音楽を流したり、リマインダーをセットしたり…Cortanaに話しかけるだけで操作できるようになりました。さらに、ロックスクリーンで直接表示してくれます。Windows Helloの機能改善も相まって、Windows 10のロックスクリーンがかなりイケていると思います。

Microsoftはどうしてもペンを使って欲しいらしい

Anniversary Updateの目玉機能のひとつは、Windows Inkの搭載です。画面右下にペンのアイコンが表示されていて、タッチすると「Windows Ink Workspace」が開きます。付箋紙とスケッチブック、画面キャプチャーがメインの機能。スタイラスペンで付箋に手描きメモを買いたり、スケッチブックに図やメモを書いたり、画面キャプチャーをとって、ペンで書き込めるようになります。付箋の機能はなかなかよくできていて、「午後5:30にミーティング」と書くと、カレンダーアプリに自動的に取り込んでくれます。

Edgeブラウザーが、エクステンションのおかげで少しはマシになった

FirefoxやGoogle Chromeにあって、Edgeには無かった大事な「拡張機能」が、今回のAnniversary Updateでついに搭載されました。Edgeの設定メニューから、拡張機能をクリックし、Adblock Plus、 Lastpass、Pocket、Microsoft Translateといったアドオンを選べるように。Chromeを卒業してEdgeに乗り換えるほどには至っていませんが、ようやく土俵に乗ったというところでしょうか。

Windows 10 Anniversary Updateの内容を見ていると、まだまだPCもOSも成長の余地があるんだと感じました。PCはまだまだ死んでいません。

Windows 10の無償アップグレードは終了し、現在Microsoftの公式サイトでは、Windows 10 Homeが19,008円、Windows 10 Proが27,864円です。

Darren Orf - Gizmodo US[原文
(mayumine)