強力助っ人! 「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の現場にオスカーにノミネートされた脚本家が参加

ローグ・ワン トニー・ギルロイ 参加

ここまでされたら期待せざるを得ない…。

大作映画が公開前に「期待に満たない」と判断された時、映画スタジオは何をするでしょうか? もちろん(その結果よくなるかどうかは別として)どうにかして問題を修正しようとするんです。

映画「スーサイド・スクワッド」では、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」への批判に恐れをなした映画スタジオが巨額を投じて追加撮影をしたという話があります。

そしてLucasfilmの場合、スター・ウォーズ最新作「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のフィクサーとして投入されたのはオスカーノミネートの経験もある脚本家、トニー・ギルロイでした。

トニー・ギルロイは、「ボーン」シリーズ4作品の脚本、「レガシー」では脚本と監督を務めている人物。同じく脚本・監督を務めた2007年の映画「フィクサー」では、初監督作品ながらもアカデミー賞の最優秀脚本賞、最優秀監督賞、作品賞を含む7部門にノミネートされています。ギルロイが「ローグ・ワン」を含む複数の「スター・ウォーズ」プロジェクトに関わるという話は6月にはもうすでにありましたが、今回はその詳細も聞こえてきました。

「ローグ・ワン」の最初のカットは素晴らしかったものの、すべての客層を満足させられない、トーンが「スター・ウォーズ」っぽくない、などとして6月には「高額な再撮影」の話が伝え聞かれました。そしてどうもギルロイはこの再撮影の監督を任されているようなんです。

The Hollywood Reporterの情報元によれば、ギルロイは追加の脚本リライトに加え、5週間にわたって、特にエンディングまわり中心の再撮影の「原動力」となり、現在は編集を「スーパーバイズ(管理/監督)している」とのこと。また一方ではギャレス・エドワーズ監督とも共に動いているようです。

情報元の1人は「編集室は1つしかない。彼らはそれぞれのアイデアと共に一緒の部屋で過ごしている」、「トニーの力はとても強いけど、彼らは一緒に仕事をしているんだ」と語っています。

Lucasfilmの社長を務めるキャスリーン・ケネディの夫は、「ボーン」シリーズのプロデューサーを務めるフランク・マーシャルという人物で、ケネディとギルロイは既に知り合いであったようです。でもギルロイの起用はそれだけが理由ではありません。The Hollywood Reporterによれば、トニー・ギルロイがギャレス・エドワーズ監督と共に働くのはこれが初めてではなく、以前もエドワーズが監督する「GODZILLA ゴジラ」の際に製作を手伝っていたとのこと。

すでに一度働いたことのあるコンビで映画を修正するのであれば、映画スタジオが修正を入れようとした結果「トーンがめちゃくちゃ」と言われている「スーサイド・スクアッド」みたいなことにはならないで済むかもしれませんね。「ボーン」シリーズばりに素手でダース・ベイダーと格闘したりするエンディングにならないといいですけど。

なお、トニー・ギルロイの父親はピューリツァー賞受賞経験もある脚本家で、二卵性双生児の弟は「ボーン・レガシー」では共同脚本、「ナイトクローラー」では脚本とともに監督も務め、「コング: スカル・アイランド」の脚本も務めるダン・ギルロイ。秀才ファミリーのトニー・ギルロイですが、「ローグ・ワン」への彼の関与が最終的に吉と出るか凶と出るか、12月の公開を待ちましょう。

source: The Hollywood Reporter

Germain Lussier - Gizmodo io9[原文

(abcxyz)