知ってた?ゾウ、ゴリラ、ライオン、トラ…絶滅してしまうかも

大型哺乳類たちを救え!

ゾウ、クマ、ライオンがいない地球なんて考えられません!

雄大で威厳もあり、それでいて可愛さも兼ね備えているゾウ。そんなゾウが他の大型哺乳類と共に危うい状態に陥っているのです。もし絶滅してしまった場合、もうこの先、この地球を悠然と駆け巡る大きな動物を見られなくなってしまうという悲しい事態になってしまいます。

この危機をめぐって6大陸と7つの言語にまたがる43人の野生生物のエキスパートが集結し、BioScienceで、大型動物を保護していく必要があるとの公開状と研究を発表しました。研究によると、この問題を無視すれば「地球の象徴的なたくさんの種を失う」結果につながるとのこと。そして科学者と人間がそんな状態を目の当たりにするという状態は避けなければいけないと書かれています。

ここで挙げられている大型動物というのは、ゾウ、ゴリラ、サイ、ライオン、トラ、クマ、オオカミとその他の大きな動物たち。なんともショッキングです。研究によると、サハラ・アフリカと南東アジアにおける59%の大型肉食動物と60%の大型草食動物は、絶滅の危機に直面しているとのこと。この2つの地域で起きている違法狩猟や森林伐採、人口増加などが要因となっていますが、さらなる広がりは私たちが食い止められることなのです。

「これらの素晴らしい動物を失ってしまうことはすさまじい悲劇です」と語るのは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の教授でこの論文の共同著者でもあるBlaire Van Valkenburghさん。「1万2000年前、この惑星にもっとたくさんいた種類の大型動物たちの生き残りがこれらの動物なんですよ」とも語っています。

科学者たちは、生態系のなかでこれらの哺乳類がどのような役目を果たしているのか、最近やっと発見しはじめたところ。彼らが絶滅してしまうことで、これまで科学的なリサーチにかけてきた年月の意味がすべて失われてしまいます。そしてこれらの動物たちがもたらしてきた観光資源も失われてしまいます。「野生生物を利用した観光は、観光収入だけではなく教育や経済、雇用、そして人間の生活に大きく貢献するものなのです」。

まず最も大事なことは、これらの種が絶滅の危機に面していることをしっかり認識し、今までどおりにしていては絶滅につながってしまうということを理解することです。世の中の意識を高めること、そして動物保護機関に資金を注入することが重要だと書かれています。他の重要事項は以下のとおり。

・ 解決策を見つけるためのリサーチ量を増加させる

・ 保全活動に対して積極的に参加してもらえるよう政府や公人からのサポートを要請する

・ 国際社会からの委任と「必要な行動である」という認識を得る

・ 科学的理解を深めるための対話を主導する

・ 絶滅が危惧されている大型動物を自然に戻し復元させる活動に重点を置く

ゾウやクマなどがいなくなってしまう地球なんてダメダメ! 私たちも普段からもう少し意識しながら、動物を守っていきたいですね。

image by Destinyweddingstudio via Shutterstock

source: UCLA

Carli Velocci - Gizmodo US[原文

(リョウコ)