生命が存在できる惑星の新条件。惑星誕生時の内部の温度が重要とのこと

生命が存在できる惑星の新条件、惑星誕生時の内部の温度

そもそも、始まりも始まりも始まりの話。

惑星に生命が存在するための必須条件とは何でしょう。それは、があるかどうかです。そして、お水が存在するためには、暑すぎても寒すぎてもダメ。太陽からちょうどいい場所になくてはなりません。このちょうどいい範囲(=生命誕生に適した環境があるエリア)は、「ハビタブルゾーン」とよばれており、地球に似た星があるぞと話題になっているプロキシマ・ケンタウリ周辺も、まさにこのゾーンにあたります。

しかし、ハビタブルゾーンにあればなんでも可能性が大きいわけではないという研究論文が発表されました。水は必須条件ですが、それプラス、惑星誕生時の惑星内部の温度も重要だというのです。

研究を率いて論文を執筆したのは、日本人で現在イェール大学の地球物理学教授、是永淳さん。今まで、惑星が誕生し年月がたてば、マントルの対流により、内部の温度はやがて落ち着くと考えられていました。誕生時はアッツアツでも、ヒエッヒエでも、やがてはいい案配になっていくでしょうと。

が、是永さんの研究で、十数億年という間に地球がどのように変化を遂げたかという科学的データをみていくうちに、マントルの対流による影響は大きなものではないという説にいきあたりました。つまり、これは惑星誕生時から、星の内部はある程度の範囲内の温度になくてはならないということを示しています。ということは、生命が存在するかどうかは、惑星誕生時からすでに決まっている...長い月日どうこうではない、と。

こうなると、第2の地球を見つけるのは、将来的にも難しくなりますね。だって、そもそものスタート次第だってんだもん。やはり地球は奇跡の星だ。

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source: Yale News via AstroArts

(そうこ)