フカフカなシベリアの大地は危険の証

シベリアの永久凍土

シベリアの永久凍土が起こす問題は地面にも…

凍りついたライオンの赤ちゃん説明不能のクレーターなどニュースに事欠かないシベリアですが、先週またもや不思議な自然現象のニュースがこの謎のワンダーランドから届きました。

地面ってこんなにフッカフカしないはずですよね? 普通ならそうですが、どうやら原因は、溜まりに溜まったガス。

この現象は、シベリアのヤマル半島から少し離れた位置にあるベルイ島で研究を行なっている科学者たちが発見しました。Siberian Timesによりますと、研究者たちが地面に穴をあけると、メタンガス二酸化炭素が放出されました。つまり、地面下に溜まったガスも少なからずこのフカフカな地面の原因であるということです。

ツンドラの生態系を知っている人にとっては、この現象は突拍子もないものではありません。シベリアには分厚い永久凍土層があり、その中には水飽和した有機物が何十万年分も蓄積されています。ここも含め、他のすべての北極地方における大きな懸念は、地球の温暖化によって永久凍土が氷解し、微生物がそれらの有機物を食い荒らして大量の二酸化炭素を放出してしまうことです。さらに、永久凍土のように水分が多量に含まれている場所は酸素濃度が低いため、有機物の分解がメタンガスを発生させてしまいます。

メタンガスは短期的な温暖化係数が二酸化炭素の84倍にもなるので、可能であるなら土の中に封じ込めておきたいものです。

研究者のAlexander Sokolov氏がSiberian Timesに語ったところによると、この遠く離れた孤島には異常に暑い夏が訪れています。14カ月連続で世界的な熱波に襲われていることを考えれば、それも不自然ではありません。ガス満杯で分解されつづける永久凍土は、果たして私たちの未来に対する警告なのでしょうか?

source: Siberian Times h/t Motherboard

Maddie Stone - Gizmodo US[原文

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