フランスの政治家がブルキニ禁止令を実行する警官の写真をSNSしたユーザーを訴える

フランスの政治家がブルキニ禁止令を実行する警官の写真をSNSしたユーザーを訴える

ますます物議を醸す展開に…。

JEZEBELによると、カンヌニースを含む複数の地域では現在、イスラム教徒の女性のための全身を覆い隠す水着、ブルキニ着用を禁止しています。この禁止令について、ニース副市長のルディ・サールはBBCに対し、7月にニースを襲ったテロのあとでは“必要”だったと述べています。

「女性への法的権力を行使し続ける#ブルキニ・バン。今回は、4人の武装した白人男性が取り囲んで、女性を脱がせていた」

このショッキングな写真は今週火曜日、ガーディアン紙が公開したもの。仏ニースのプロムナード・デ・ザングレで、イスラム教徒の女性が着ているブルキニを警官たちが強制的に脱がせていたのです。女性は「良いモラルと世俗主義を尊重」しない服装を着ていたとして、違反切符を切られてしまいました。この時の写真は、瞬く間にソーシャル・メディア上に拡散されました。 

すでに物議を醸しているブルキニ禁止令ですが、さらに議論を呼びそうです。今度はフランスの政治家がブルキニ禁止令を施行する警察官の写真や動画を投稿したソーシャル・メディアユーザーを訴えると脅しをかけたからです。Mashableによると…

ニース・コートダジュール都市共同体議会の議長であるクリスチャン・エストロジは、「すでに我々の市の警官の写真を拡散した者と、ソーシャル・ネットワーク上で彼らを強迫する者を訴える訴状を提出した」という声明を発表した。

えっ? いくらなんでもやりすぎなんじゃ…。ブルキニ禁止令はすでに人権団体などから反発されていますが、この展開は火に油を注ぐことになりそうです。

Source: Mashable, JEZEBEL

Eve Peyser - Gizmodo US[原文

(たもり)