スタンリー・キューブリックとウェス・アンダーソンの作品は並べて比較すると実は似ている

スタンリー・キューブリックとウェス・アンダーソン

意外?

映画「ライフ・アクアティック」や「グランド・ブダペスト・ホテル」で知られるウェス・アンダーソン監督は、完璧主義者で究極の映像美にこだわるスタンリー・キューブリック監督に多大なる影響を受けているようです。

こちらはNerdistが取り上げた、Dante Guerillaさんによるショット比較動画。

キューブリック監督の作品は全体的に冷たい雰囲気が流れているのが特徴です。チェスボードをイメージした床やオブジェが登場し、登場人物が見えない大きな力に翻弄される様子が演出されるなど、観客をどこか不安にさせる要素があります。

一方のウェス・アンダーソン監督は、暖色系のほっこりとした雰囲気の映画が得意。

一見、ふたりに共通点はなさそうですが、比較してみると明白です。すべてが完璧にマッチしているわけではありませんが、中にはドンピシャなものも。

キューブリック監督は後期の作品で登場人物のどアップや絵画的な描写を多用していましたが、アンダーソン監督も最近の作品でそういったテクニックを取り入れているのが確認できます。

また、キューブリック監督はフラットアングルのパンでセットを端から端まで、時にはビル全体を写すことが多々あり、「時計仕掛けのオレンジ」や「シャイニング」で幾度となく見られますが、アンダーソン監督も自身の作品で同じ手法を活用しているようです。

source: vimeo via Nerdist

中川真知子