へえ……? 米大統領候補「子供の脳をWi-Fiにさらしてはいけない」

    アンチ科学

    電磁波の健康への影響が…てやつ。

    アメリカ大統領選挙では、民主党のヒラリー・クリントン候補と共和党のドナルド・トランプ候補が激しい戦いを繰り広げていますが、一応他の党から大統領に立候補している人たちもいます。「アメリカ緑の党」からは医師のジル・スタイン博士が出馬しているんですが、この方は以前にもワクチンと自閉症の関連を疑うようなツイートをしたり、なんというか独自路線の選挙活動を進めています。

    そのスタイン氏は、Wi-Fiは子どもの脳に悪影響を与えるものだと考えているようです。こちらの動画は何らかの集会の様子ですが、数十人はいると思われる聴衆に対し、スタイン氏は「子どもの脳をWi-Fiにさらしてはいけない」と言っています。

    集会参加者:私の学区では、「コンピュータひとり1台」に向かって急速に動いています。健康上の問題についてお話いただけますか? (会場拍手)

    スタイン氏:もちろんです。健康上の問題、社会的な問題…いろいろあります。人とコミュニケーションしないでテレビの前に座らされている子どもたちは、あらゆる意味で良くないということがすでにわかっています。それは認知的にも社会的にも、子どもの成長にとって良くありません。幼稚園の子どもが、なんて信じられません。教育のあらゆるレベルでスクリーンからは遠ざかるべきであって、それに向かっていくべきではありません。

    これはまたしても企業の策略です。お金儲けのための仕掛けです。実際、たくさんのお金です。苦しむのは教育や教師、そしてコミュニティです。だから私たちは立ち上がらなくてはならないのです。

    集会参加者:ワイヤレスについてはどうですか?

    スタイン氏:子どもの脳は特に、それにさらすべきではありません。この国ではこの問題をフォローしていないんですが、ヨーロッパではしていて、ワイヤレスに関して十分な警戒措置を取っています。でも十分ではないかもしれません、それを調べるのはとても難しいので。人口全体をモルモットにして、何人死んだかは後から気づくんです。この国の公衆衛生の成り立ちはそんなもので、まったくひどいですよね。

    念のため申し添えておきますと、Wi-Fiが脳とか体に悪影響を与えるという根拠は今のところありません。気にする人はときどきいますけどね…。トランプ候補も「地球温暖化は中国のデマ」なんて言ってますし、アンチ科学な姿勢が政治の世界ではトレンドなのかも…?

    Illustration by Alex Cranz

    source: YouTube via Twitter

    Matt Novak - Gizmodo US[原文

    (miho)