2116年のMINIが教えてくれる、100年後に残るクルマの条件

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MINI VISION NEXT 100デザイン画

未来のクルマに「ハンドル」は必要か、否か。

いまから100年後の2116年。人類が破滅することなく進化した“未来都市”では、クルマはどのような役割をはたしているのか

その問いに真っ向から挑んだのが、現代の都市型コンパクト・カーの代名詞である「MINI」。BMWグループ100周年を記念して発表された「MINI VISION NEXT 100」では、100年後のMINIを想定したコンセプトカーが公開されました。

“100年後、どんなMINIが街中を走っているのか?”

その答えが教えてくれたのは、カーデザインの可能性やワクワクするようなテクノロジーだけではなく、未来における「クルマの役割」や「人とクルマの関係性」、さらには「未来の人間が何を求めているか」を考えさせる、とても興味深いものでした。

MINI VISION NEXT 100コンセプトカー

MINI VISION NEXT 100で発表されたコンセプトカー

100年後を想定したMINIには、いまのクルマにはないテクノロジーが存在する一方、変わらずに残りつづける機能があります。

100年後に「変わるもの」と100年後も「変わらないもの」。この2つをキーワードにMINI VISION NEXT 100を詳しく見ていきましょう。

100年後に「変わるもの」

1. MINIが描く未来の「カーシェアリング」

MINI VISION NEXT 100右側面

MINI VISION NEXT 100のコアコンセプトは、「EVERY MINI IS MY MINI.(みんなのMINIは、わたしのMINI)」。

これは現在のカーシェアリングの考え方を広げたもの。自動運転が確立された未来では、いつでもどこでも好きなときに、自分が指定する場所にMINIを呼び出すことができます。

未来のMINIオーナーは、自分だけのMINIを個人で所有するのではなく、街で走っている複数のMINIを他のオーナーとシェアすることになります。コストのかかる駐車場を持つ必要はなく、充電、洗車、メンテナンスも不要。目的地での乗り捨てができ、行きはクルマで、帰りは電車で帰るという選択だって可能になるわけです。

MINI VISION NEXT 100上から

しかし、カーシェアリングを利用した人ならわかると思いますが、他人が使ったあとに乗るクルマの“居心地の悪さ”といったら…。シートの角度、ミラーの傾き、カーナビの設定など、クルマは乗る人の好みが色濃く反映される空間ですから。

そんな悩みも、100年後の世界では話が一変します。


2. データ社会が可能にするMINIの「パーソナライズ・システム」

MINI VISION NEXT 100イラスト

AI(人工知能)が全人類の知能を超える「シンギュラリティ(技術的特異点)」が訪れたあとの未来では、すべてのモノがクラウドを通して接続され、あらゆる情報は瞬時に共有されることが予想されます。それは100年後のMINIも例外ではなく、利用者は自分好みの設定をいつでも共有し、取り出すことが可能になります。

MINI VISION NEXT 100

MINI VISION NEXT 100が地味なシルバーボディをしている理由はそこにあります。開発者が「まっさらなキャンバス」と呼ぶように、利用者に合わせたドライビング設定をMINIが瞬時に行なうだけでなく、ルーフの色や室内照明の雰囲気を変更することで、「みんなのMINI」をいつでも「わたしのMINI」に変更できるわけです。

MINI VISION NEXT 100パーソナライズ

100年後ともなれば、指紋よりもさらに高度な虹彩認証で、クルマ本体がクラウド上に構築されたドライバーの性格や記憶にアクセスするのは容易いこと。MINI VISION NEXT 100では、フロント中央に設置された「クーパーライザー」と呼ばれる円形装置がその機能を担い、走行モードではドライバーに合わせたより高度なサービスを提供してくれます。


3. 世界中のデータにアクセスする万華鏡「クーパーライザー」

MINI VISION NEXT 100クーパーライザー

万華鏡のようにきらきらと光り輝く「クーパーライザー」と呼ばれる装置は、MINIのコントロールパネルにある円形メーターにインスパイアされていて、未来のMINIの“デジタル知能”といえるもの。

「クーパーライザー」は虹彩認証から利用者を特定し、クラウド上にアップデートされている個人情報にアクセスすることで、過去のドライビングデータや走行マップだけでなく、交友関係から、週末の花火デートの画像、10km走行するのにかかるタイムなど、ありとあらゆるビッグデータを認識し利用できます

MINI VISION NEXT 100のコントロールパネル

自然言語であらゆる設定が行なえ、走行中に「昨日SNSでチェックしていたレストランはこの近くですよ」と知らせてくれたり、運転に疲れたときは「ちょっと休んでいい?」と伝えるだけで自動運転に切り替わる。そんなクルマがMINIだけでなく、一般に広く普及していくと考えられます。

そこまで完璧な自動運転が実現できる世界では、もはや人間がクルマのハンドルを握る必要はありません。それにも関わらずMINI VISION NEXT 100は、いまのクルマと同じようにハンドルやペダルが搭載されています。

なぜMINIは、100年後のクルマにそれらが必要という結論に至ったのでしょうか?

100年後も「変わらないもの」

MINI VISION NEXT 100の打ち合わせ

人々が望む、望まないに関わらず、完全自動運転車は100年も待つことなく、今後30年ほどで登場するでしょう。世界がそのような時代に突入するからこそ、MINIは「運転する喜び」を未来に残そうと考えたのです。

MINIはその体験を「アーバン・ゴーカート」と呼び、狭い路地をキビキビと走らせる操作感、スピードを加速させるときの爽快感は、テクノロジーがどれだけ進化しようとも、人間の欲求として絶対に失われることのないフィーリングと位置づけています。

MINI VISION NEXT 100のハンドル

MINI VISION NEXT 100は、室内のムダな装飾を省き、透明なフロント部分に映し出されるARディスプレイで、よりエキサイティングな走行が体験できます。ハンドルやペダルは好きな位置に移動でき、路面状況やコースにあわせた最適なドライビングモードはMINIが選択してくれます。

しかも、ゴーカート・フィーリングを重視したMINI VISION NEXT 100の基本設計は、1959年に登場した初代MINIとほとんど同じ。

MINI VISION NEXT 100のデザイン画カラー

どんなにテクノロジーが進化しようとも、ヒューマンスケールから考えられたMINIのボディサイズは、時代を超えても不変的なのです。

MINIが考える「100年後の未来」とは?

MINI VISION NEXT 100のデザイン風景

世界的AI研究者のレイ・カーツワイルは著書の中で、人工知能が人間の能力を超える「シンギュラリティ」は2045年に起こると記しています。ここまで紹介してきたMINI VISION NEXT 100は、それから71年後の2116年を想定しているわけですから、テクノロジーの進化速度を考慮するならば「もうちょっと未来的でもいいのでは?」という感想を抱くのも当然のこと。

そこでギズモードなりに「100年後の未来」をちょっと想像してみました。

ディスプレイにタッチ

image by shutterstock

ぼくたちが思い描く未来では、ワクワクするようなガジェットが人間をより豊かにし、街ではC3-POのようなお茶目なロボットが人々を笑わせる。そして、耳栓型の自動翻訳ツールで世界中の人たちと会話をし、あらゆる病気は薬局の検査キットですぐに発見できる、そんなポジティブな未来だと思っています。

22世紀の未来都市では、いまの人類には想像もつかないような革新的な乗り物が登場しているはずです。その乗り物にはタイヤは必要ないかもしれないし、自然エネルギーだけで空を飛ぶ可能性もあります。SF映画に登場しそうな「100年後のクルマ」をイメージすることは、そんなに難しいことではありません。

しかし、それは「MINI」が引き継ぐ未来ではないのです。

MINI VISION NEXT 100の最大のミッションは、100年後の人類へどのようにして「運転する喜び」を伝え継ぐかということです。

MINI VISION NEXT 100ミーティング

ミーティング

彼らが「走りの体験」にこだわる理由は、それが未来の人類にとって大切な感覚だと信じているからです。

それは「音楽」に例えるとよくわかります。ライブハウスで体験するしかなかった音楽は、レコードの誕生で自宅でも楽しめるようになり、録音ができるカセットテープが生まれ、CD、MDへ進化し、そしてiPodの発売をきっかけにデジタルデータが普及していきます。いまではデータを所有する必要もなくなり、音楽配信サービスを使えば、世界中の何万曲もの音楽にいつでもアクセスできる時代になりました。

しかし、それだけ音楽が身近で便利なものになっても、フェスやコンサートは盛り上がりを見せています。それどころか、リアルな音楽体験は、テクノロジーが進化した世界ではさらに重要度が増すと考えられます。

MINIが目指す未来は、これに近いものを感じさせます。

MINI VISION NEXT 100のハンドル

完全自動制御のクルマで仕事場へ向かう人もいれば、MINIのハンドルを握り、アクセルを踏み込み、恋人と未来都市をドライブデートする人もいる。

どちらかだけではなく、その両方が共存する世界こそ、100年後の本当の未来なのかもしれません。

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MINI VISION NEXT 100スペシャルブックプレゼントキャンペーン

MINI VISION NEXT 100のブック

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source: MINI VISION NEXT 100

(稲崎吾郎)