連なる星々が降る幻想的な流星群...を人工的に作るプロジェクト、日本で進行中

連なる星々が降る幻想的な流星群...を人工的に作るプロジェクト

人工衛星から流れ星のタネを成層圏の上にリリース。9色バリエーションの1つぶ1つぶが、輝きながらゆっくりと空を横切っていく。

そんな人工流星群システムPROJECT Sky Canvas」の開発に勤しんでいるのが、日本のALEです。

都会でも綺麗な夜空が見たい。大好きな人と一緒に、流れ星に願いをかけたい。

そんな想いを叶えてくれそうなこの素敵プロジェクト。自然の流れ星よりもゆっくり流れるそうで、このスピードなら3回唱えるのもカンタンですよ!

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人工流星の色が9色あるのは、タネの物質によって炎色反応が異なるから。また実験とはいえ、すでにマイナス1等星の明るさを実現しているそうです(夜空で一番明るい恒星シリウスがマイナス1.4等星)。

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人工流星のタネ

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人工衛星に載せる、人工流星の発射台

宇宙空間をキャンバスにするという発想。思いついたとしても実現は…、であきらめた人も多いでしょう。しかしALEは違いました。

人工流星プロジェクトは、天文学とエンターテインメントビジネスが組み合わさった、今までにない新しいスタイルのプロジェクトです。科学 の力によって生み出された人工流星が、採算性の高いエンターテイメントビジネスとして機能し、そこからもたらされた活動資金が、さらに基礎科学の研究を発展させていきます。

巨額な公的資金に頼らざるを得ない天文学の現状を変えたい。ALEのメッセージからはその思いが見えてきます。

しかし地上から60km以上離れた空の先で、CGではないリアルな光のエンタメを展開できるだなんて。タネの放出の仕方によっては模様も描けるのではないでしょうか。

source: ALE

(武者良太)