エピペンのジェネリック薬の発売は来年か再来年までなさそう

エピペンのジェネリック薬の発売は来年か再来年までなさそう

Mylan(マイラン製薬)が「エピペン」10年で6000円弱から6万円以上に値上げし、ストッパーの期待がかかるTeva製薬のジェネリック薬。ところが最近の報道で、早くて来年、もしかしたら2018年まで発売されないことがわかりました。

Teva製薬は前回アメリカ食品医薬品局(FDA)に新薬認可申請をしたときには「大きな不備」があって通らず、開発が振り出しに戻った経緯があります。最近FDAに面談を申し込んでも断られたんですが、ここ2週間の騒ぎ拡大後、「FDAの方から連絡があって早急に会議をもつことになった」んだそうですよ? 国際ジェネリック薬担当部門長のSigurdur Olafssonさんがそうロイターに語っています。

Mylanも「廉価なジェネリック版を出します」と先月やっと発表しましたけど、考えてみればおかしな話ですよね。殆ど同じものなのに、EpiPen™のラベルを剥がしてジェネリック薬品™のラベルに貼り替えただけで、6万円が3万円になっちゃうなんて!と思ってしまいますよね。

Tevaのジェネリック薬は値段わかりませんけど、もっと安くできるといいですね。2007年の57ドル(5800円)の値段に戻すだけでも、うれしい…。 どうせ何ひとつ改良は加えていないのだから…。

ちなみに発売が来年か再来年にズレこむのは、FDAの認可にそれぐらいかかるから、というお話です。

原価はズバリいくら?

前回お伝えしたように、エピペンの中身は実は100円もしません。Mylanは「中間業者に支払う金額が高いため値上げはやむをえない」と言っていますが、製薬業界の人たちは、「Mylanは3000円も払っていない」とNBCに口々に語っています。

PAコンサルティンググループ医療技術部門総括のKevin Deaneさんによると、EpiPenの基本パーツ(プラスチック製のキャップ、注射器、針など)は購買価格2~4ドルとのこと。さらに中のエピネフリンは、薬剤師のみなさんによると1ドルしないそうです。

image by Rob Byrno / shutterstock.com

source: Reuters, NBC

Matt Novak - Gizmodo US[原文

(satomi)