外見からはまったくわからず。注意すらもできない最先端のATMスキミングマシン

外見からは全くわからず。注意すらもできない最先端のATMスキミングマシン

本当に悪いヤツってのは、困ったことに頭もイイもんでね…。

アメリカで出回り始めているというATMスキミング用最新マシンが、もう困った困った。取り付けられていることが、外から見るだけじゃまったくわからんのです。

多くのカードスキミング端末は、ATMに手早く簡単に取付けられるように作られてます。さっと取り付けてから数日間、そこで使われるカード情報を盗み取ります。これは簡単に取り付けと回収ができる、リスクの少ない犯罪方法だと言えます。しかし簡単に取り付けられる分、ATM側だって十分に対策をとっていますし、プロの目にかかればすぐに発見できるもの。なんですが、なんと最新のスキミング端末、通称「ペリスコープスキマー」はなんとも恐ろしく、ATMの内部にとりつけるタイプなんです。

ネタ元のKrebsonSecurityの解説によれば、ペリスコープスキマーはATMの内部のカード読み取り機と、カード情報を送信するサーキットボードの両方に接続します。

しかし内部にアクセスするには、そもそもATMを開ける鍵が必要になります。これは、取り付けのリクスが高いように思われますが、1度取り付ければバッテリーが無くなるまで2週間ほど利用でき、約3万2000件ものカード番号を収集できるというのですから、1台による被害はより大きくなります。

アメリカで、このペリスコープスキマーが出回りはじめているようで、8月にはコネチカット州で、9月にはペンシルベニア州で発見されました。不幸中の幸いと言いましょうか、発見された2台は「試験運用中」だと思われ、カード利用者の暗証番号までは記録していませんでした。

ただ、発見されたものがすべてとは言えません。見つかっていない端末が、まだまだあるかも。内部に取り付けられてしまえば、ATM利用者は何をどう注意することもできませんからね…本当に怖いです。

image: KrebsonSecurity

source: KrebsonSecurity

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文

(そうこ)