OculusのVR用短編アニメ「ヘンリー」がエミー賞を獲得

OculusのVR用短編アニメ「ヘンリー」がエミー賞を獲得

VRコンテンツが映画賞を獲る時代がくるかも?

VRヘッドセットの先駆けとも言えるOculusは、ハードを作るだけではなくソフトを作る自社スタジオOculus Story Studioも持っています。そしてこのたび、彼らが作ったVR用短編アニメ「ヘンリー」が、ドラマの最高峰である第68回エミー賞にて「Outstanding Original Interactive Program」を受賞しました。

VR作品としては史上初の受賞です。まずは開発当時の制作者たちのコメントと、ハリネズミが主人公のアニメ「ヘンリー」の世界観をご覧ください。

こちらはStory Studioからの動画でした。

この受賞について、ラミロ・ロペス監督はこのようにコメントしています。

「ヘンリー」を作るに至った時、私たちには感情的なVR映画という未知の世界に足を踏み入れることになったんです。最初は手探りの中でも、その可能性に興奮を覚えたものです。

私たちの初プロジェクトが、チームの創造性と技術も含めてこのように認めてもらえるだなんて、これっぽっちも考えていませんでした。

「ヘンリー」は長い旅路への第一歩に過ぎません。この受賞が物語作家たちの刺激になるだけでなく、新しいメディアに参入することを期待し、未来のVRストーリー・テリングを形作る一助になって欲しいと思っています。

VR映画は従来の平面的で一方的に話が進む映画とは似て非なるもので、視聴者が360度見渡せる世界に入り込み、能動的にアクションを起こして見るインタラクティヴなもの。完全に新しいエンターテイメントの形なので、クリエイターたちも無限の可能性をどんどん掘り起こしていくのでしょうね。

Oculus Story Studio
10代の少女が子供の頃に聞いた母のお話を振り返る物語

Oculus Story Studioは現在、新作のアニメ映画「Dear Angelica」を制作中とのことです。こちらにも期待が寄せられますね。

image by Oculus 1, 2

source: vimeo via Oculus 1, 2

岡本玄介