公開を禁止したファン・メイドゲーム「Pokemon Uranium」の開発者が心情を語る

公開を禁止したファン・メイドゲーム「Pokemon Uranium」開発者が心情を語る

ポケモンへの愛があるからこそ前向きになれました。

ファンたちが集まり9年の歳月をかけて開発した「Pokémon Uranium(ポケモン・ウラニウム)」。原発から漏れた放射能により Nuclear(原子力)タイプのポケモンがいる、斬新なゲームです。

非営利で公開し150万ダウンロードがあったものの……権利の問題やら、NXリリース前の大掃除やらで米任天堂の弁護士から取り下げるようお達しが届いてしまいました。

ではまず、トレーラーでどんなものだったのかご覧ください。

DESTRUCTOIDよりPokemonUraniumの動画でした。

アマチュアが作ったとは思えないほど良くできていますね。ですが上記の理由により、残念ながら開発者はダウンロード及びサポートを中止することを決定。削除や取り下げは一瞬ですが、苦渋の決断を下した開発者側の気持ちはどういうものなのでしょうか?

以下は彼らがダウンロードしてくれた人たちに向けたメッセージです。

Pokémon Uranium 開発者 メッセージ

150万以上ものダウンロードの後、任天堂の弁護士より何通もの取り下げ依頼を受け取ったので、任天堂の意向を尊重し今後のダウンロードを取り止めます。

我々はファンたちが再アップロードをすることに何の繋がりもなく、またそれらに対して正当な認可を与えません。非公式サイトからのダウンロードにはくれぐれもご注意ください。

皆さんの反応に驚きと感謝を申し上げます。今後も本作についてのニュースや更新などは提供していきます。私たちの掲示板での議論などはぜひとも続けてください。「ポケモン」への愛をシェアしましょう!

そのあと何か変化があったようで、開発に関わった人たちはTwitterで以下のように心情を語りました。

Pokémon Uranium 開発者 メッセージ

「Pokémon Uranium」を作ることは、開始当初からずっと素晴らしい冒険でした。私たちがファン・ゲームとして開発を始めた9年前、このゲームが我々の人生にこれほど大きな衝撃を与えるとは思ってもみませんでした。

ゲームの開発は私たちの技術向上を後押しし、チームワークの重要性と情熱の価値、そして(「ポケモン」ファンたちの)コミュニティーを大事にする気持ちを教えてくれたのです。

残念ながら「Pokémon Uranium」はファン・ゲームですので、これ以上の成長には限界を迎えてしまいました。なので今後の開発を中止し、ダウンロードや更新なども行ないません。

私たちはゲームに寄せられた反応に喜び、驚きを感じますが、将来に向けて歩き出す時がやってきました。皆さんも「ポケモン」への情熱を持ち続け、私たちと共に愛情と楽しい気持ちでポケモン20周年をお祝いしましょう。

切ないほどに前向きなのが見て取れます。

9年間が台無しになったと嘆いているのかと思いきや、技術や思い出など目に見えない大事なものが残ったようです。いつかまた、彼らが新作を発表することを楽しみに待ってみたいです。

image by DESTRUCTOID

source: YouTube, Twitter via DESTRUCTOID 1, 2

岡本玄介