ロボットに絵を描かされる…これはまさしくアートだ

くるくるロボットに回されながら描く。これがアートじゃないならば

あなたにとって、アートとは?

かの有名な哲学者プラトンは、アートとは模倣の模倣だと言い表しました。くるくるとロボットに回されながら描くアーティストの姿を見ると、どうでしょう。これがアートじゃなければ、もう何がアートなのかわからないなんて気分になりませんか?

絵筆を持って大きなキャンバスに向かうのは、セルビア人アーティストのDragan Iliclikeさん。ロボットに動かされる彼が行なっているのは、プロジェクト「RoboAction DI-2K4」です。

この作品は、テクノロジーを活用した生産工程のなかでの反復的な行為や、日常の習慣あるいはそれに逆らった彼自身の経験を模倣したものだそうです

なんだか絵的にはIliclikeさんがロボットに支配されてしまったようにも見えますが、実際は事前にプログラムされたルートに沿って動いているのだそう。意志と絵心を持ったロボットがIliclikeさんを振り回してやりたいようにやっている...というわけではないみたいです。

動画を観ていると、最初のうちはロボットに揺られながら描くのが楽しそうに感じます。ただ次第に、逆さになったとき頭に血がのぼりそうだったり、ベルトに締めつけながら吊るされたりしていて、体力的にも決して簡単ではなさそうです。だからというわけではありませんが、これぞパフォーマンスアートインスタレーションアートだって迷いなく呼べるのではないでしょうか。

彼のプロジェクトは8日から開催のArs Electronica Festival 2016にて展示されます。

source: Motherboard

Hudson Hongo - Gizmodo SPLOID [原文

(Rina Fukazu)