Facebookがパレスチナ人ジャーナリストのアカウントを停止。間違いだったというが…

Facebookパレスチナメディア

何がよくて、何がダメなのか。

9月最後の週末、Facebook上でこれまた不条理なアカウント停止事件が起きていました。アカウントを一時停止されたのは、パレスチナ系のニュースメディアのジャーナリスト。

Facebookは近年、不適切なコンテンツの検閲でかなり苦戦しています。なぜこれが?と理解に苦しむ画像やコメントを削除することがあり、メディアでもたびたび大きく取り上げられることも。不適切なコンテンツの削除は、SNSが取り組む問題の中でも非常に難しいもの。常に何百万という数のポストをチェックしていかねばなりませんから、たとえアルゴリズムが手助けするとはいえ、それは大変なことでしょう。この問題は今はまだ初期段階にあるので、おかしな削除や間違いが起きることもあるでしょうと優しい目で見ることも必要です。しかし、今回のアカウント停止はちょっときなくさいぜ。

問題となっているパレスチナ人ジャーナリストのアカウント停止は、Facebook上で630万いいね!を持つShehab News Agencyと、510万いいね!のQuds News Networkの編集記者数人。停止処置を受けた記者は何も投稿できない状態に。ただ、上記のメディアの記者全員がアカウント停止されたわけではないので、それぞれのメディアページの更新が止まることはありませんでしたが。

米Gizmodoが、Qudsの共同創設者兼編集者のRaja Abdulhaq氏に取材をしたところ、アカウント停止は丸一日続き、これに対してFacebookから一切説明はなかったといいます。他にも大手のメディアが3つ同じ目に遭ったとして、Abdulhaq氏は「我々はFacebook上でメディアページ認定を受けているから、もう少し敬意をもった対応をしてくれると思っていたのだが…」と、今回の一件に対して不満を表しています。

今回のアカウント停止の理由は、暴力的なポストを検問しようとFacebookとイスラエルが協力していることに関係しているのではと、両メディアの記者たちは考えています。中には、表現の自由なプラットフォームにおいて、そもそもそんな協力関係にあることに疑問を感じるという記者も。

今回の騒動の元であるFacebookは、ネタ元のThe Electronic Intifadaに対して「アカウント停止はエラーだった」と回答。エラー原因を究明中だといいます。

image: Flickr

source: The Electronic Intifada

William Turton - Gizmodo US[原文

(そうこ)