リアルとバーチャルが交差する。MIDI楽器をVRで鳴らせる「The Music Room」

リアルとバーチャルが交差する。MIDI楽器をVRで鳴らせる「The Music Room」 1

現実+虚構。

VR内に自分だけの音楽スタジオを構築する「SoundStage」もすごいアプリでしたが、もっと魔法みたいなVR×音楽アプリが出てきました。その名もシンプルに「The Music Room」です。

SoundStageはあくまでもVR内で完結するミュージックプロダクションでしたが、The Music RoomはVRから現実のソフトへアクセスすることができます。つまり、MIDI楽器やソフトウェア音源を鳴らすことができるんですよ、VR側から

こちらはThe Music Roomによる公式の紹介動画。1:16頃からDAWの画面が表示されており、MIDI信号が受信されている様子がうかがえます。

リアルとバーチャルが交差する。MIDI楽器をVRで鳴らせる「The Music Room」 2

いってしまえばVR機器そのものがMIDIコントローラーになっている状態で、仮想的な操作対象として楽器が視界内に見えている、という感じかもしれません。もうVRディスプレイとコントローラーが固有結界と魔法のステッキみたいな図式になってる。

The Music RoomはHTC Vive向けVRアプリとして既に配信されており、レビューやレッスン動画もいくつか公開されています。仮想現実を現実と重ね合わせているのでMR(Mixed Reality)という表現もあるようです。

2つめの動画はThe Music Roomによる公式のプレイ動画です。

こちらではRoli社のシンセサイザー「Equator」をレーザーハープを操るように演奏しています。Equatorは5DタッチキーボードでおなじみSeaboard RISEに最適化されたシンセで、押し込みやグライドといった三次元的なセンシビティを表現できるのが特徴。それらの三次元サウンド的表現もVR内でやれちゃうよということでしょう。

充分に発達した科学技術は魔法と見分けが付かないと言いますが、もはや虚空を撫でるだけであらゆるサウンドを奏でられるとは。やがてデバイスがもっと小型化されソフト側との連携も強まれば、想像もできないライブパフォーマンス、音楽制作が実現するやもしれません。

source: YouTube 1, 2 via Synthtopia, The Music Room

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