Apple Watchに盗聴の危険? 英閣僚は会議中の装着が禁止に

Apple Watchに盗聴の危険? 英閣僚は会議中の装着が禁止に

そこまでする?

まるで冷戦時代のスパイ作戦の応酬でしょうか。このところ欧州諸国はロシアの脅威にさらされているそうですけど、英国では、ロシアの諜報員を恐れて、全閣僚に会議中はApple Watchの禁止令が出されたみたいですよ!

デービッド・キャメロン首相のもとでは、マイケル・ゴーブ前司法相も含め、複数の閣僚がスマートウォッチを身につけていた。しかしながら、テレサ・メイ首相になってから、大臣たちはスマートウォッチの使用が禁止されている。ハッカーが盗聴装置として利用しかねないとの懸念からだ。

このほど英新聞のThe Daily Telegraph紙は、新たなメイ政権での閣議ルールを、こんなふうに報じました。どうやら英国政府のセキュリティ対策は本当に厳しいものらしく、すでに3年前から閣僚会議ではスマートフォンを使ってはならないとの規則が運用されてきたそうです。その理由は、非公式ながら「なんでもハッキングしてくるロシア人」を牽制するためでもあると、一部の関係者が漏らしているんだとか。

Apple Watchなんて、かんたんよ。どうしてThe Daily Telegraphは、ロシアのシークレットエージェントたちが、もっと上手にブレゲ(Breguet)の腕時計をハッキングできることすら知らないのかしら?

今回の英閣僚によるApple Watchの使用自粛報道を受けて、ロシアの外務省広報担当者のMaria Zakharova氏は、こんなふうに英国人を揶揄する発言を、Facebookへ投稿したみたいですよ。完全にロシアからは笑い者にされた形ですけど、それでも、万が一のことを考えると、警戒したほうがよいというのが英政府の公式見解なのかもしれません。日本だって、これくらい見倣ったほうがよかったりしてね〜。

Christina Warren - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)