シカゴ市がレプリカ銃を規制。不思議なことに本物の銃は買えるけど、おもちゃはダメという事態に

シカゴ市がレプリカ銃を規制。不思議なことに本物の銃は買えるけど、おもちゃはダメという事態に

なんだかめちゃくちゃな話に思えますが…

あなたがもしシカゴに住んでいるなら、写真左側のようなおもちゃの銃は購入できません。しかし右側の本物のライフル照準器は普通にAmazonで買えます。はたして、どういうことなのでしょうか。

アメリカの保守系メディア、Daily CallerFox Newsによると、イリノイ州シカゴにて、おもちゃの銃の流通を禁止する法律が制定され、本物を模したレプリカの銃は購入できなくなりました。

シカゴでは以前、銃規制が行なわれていました。しかし2010年、拳銃所持の自由を求めて争った「マクドナルド氏 対 シカゴ市」という裁判にて、最高裁が銃規制は憲法違反であると判断し、規制は解除されました。その結果、本物の銃はOKだけど、レプリカはダメ、という何とも不思議な状態が発生したのです。

レプリカの銃が禁止された理由は、本物と見間違えられ危険だから。実際ニューヨークでは、60年以上前から販売が禁止されています。たしかに、子どもが拳銃らしきものを持っていても、アメリカでは本物の可能性もありますからね…。

シカゴ市などがレプリカ銃を規制 Amazon スクリーンショット

実際におもちゃの銃は購入できないのかということで、米Gizmodoの記者Matt Novak氏がAmazonで試してみたところ、シカゴの住所では上のようなエラー「こちらの商品は、ご指定の住所にはお届けできません」が表示され、購入できなかったとのこと。Amazonに説明を求めたところ、返信はなかったそうです。

結果的に、おもちゃの銃を規制することで、子どもたちから遊びを1つ奪ってしまった感もある今回の法律。銃社会はさまざまなところに影響を及ぼすようです。

クオリティの高い「自作おもちゃ銃」たち:
○現実世界でポケモンをハンティングするための銃
○お子さんにねだられ注意。おもちゃの銃をレーザーガンに作り変えた男

image by Gizmodo
source: Fox News via Twitter, Daily Caller, Chicago Tribune

Matt Novak - Gizmodo US[原文
(渡邊徹則)