完全に動物虐待…北朝鮮の動物園のチンパンジー、タバコを1日に1パック吸う

北朝鮮の動物園のチンパンジー、タバコを1日に1パック吸う

image: Inside Edition

これ、CGじゃないんです…。

北朝鮮のピョンヤンにある中央動物園で飼育されている19歳のチンパンジーのアザレアさん、人間のエゴで虐待としか思えないパフォーマンスを強いられています。

ご覧の通り、喫煙してます。

彼女の喫煙数は人間にしても多いと考えられる、1日1箱。アザレアさんに無理やりライターの使い方を仕込み、喫煙を教えたのだそうです。

改装工事が終わって再オープンした7月以降、この愛煙家チンパンジー(語弊あり)は動物園の目玉。動物園曰く、「アザレアは煙を吸っていません。吹かしているだけ」なんだとか。しかし吹かすだけにしても、煙は口腔内を満たすわけで健康被害がないとは言い切れません。

この動物園は、過去にもハイエナやアンテロープといったエキゾチックアニマルの出どころをひた隠しにしようとするなど、あまり良い印象が保たれていませんでした。

それだけでなく、2006年にはAsia Timesによって、この動物園が「ファイティング・アニマル」という名の非人道的動物ドキュメンタリー映像に関与していたとも報じられています。

この戦う動物を撮ったドキュメンタリーは、ナショナルジオグラフィックやアニマルプラネットのような異性をめぐっての戦いや自然界での食うか食われるかを捉えたものではなく、異種の動物を狭いケージに入れて力つきるまで戦わせる、人間の好奇心を満たすために動物を犠牲にしたもの。

そして、このドキュメンタリー制作のために、今回の中央動物園が韓国のシベリアン・タイガーといった貴重な動物を貸し出していたうえに、飼育員が最適な動物をチョイスし、戦闘意識を掻き立てるように棒で突くなどして挑発していた、とも伝えています。

世界には動物を保護して自然界に戻そうと尽力している動物園がある一方、動物の尊厳を一切無視するような動物園も数多く存在します。このチンパンジーのアザレアさんの置かれた環境はーー。

一刻も早い改善を望まずにはいられません。

Top image & video: Inside Edition via YouTube

Marina Galperina - Gizmodo US[原文
中川真知子