ラジカセを持って誰かのマイベストを訪ねる旅に。21世紀のラジカセを作る「MY WAY」

21世紀のラジカセを作る「MY WAY」

ソニーのCFD-S70とか、丸みを帯びたCDラジカセならもっと安いんですけどね。このビンテージモダンなデザインがいいのよね。

キャリングハンドルにモノラルスピーカー、録音機能つきのドライブユニット。他の機能は入らないよねという思想なのか、シンプル・イズ・ベストな設計がされているラジカセ「MY WAY」。現在Makuakeでクラウドファンディングのプロジェクトが進行中です。

ガチャ、っと押し込むPLAYボタンなど、UIは感触も含め70's。「未来のラジカセをつくろう」というよりは、「未来にラジカセ(の文化)を残そう」というメッセージを感じられる一品ですね。

21世紀型ラジカセ「MY WAY」プロジェクト

ところで皆さま。むかしむかし、80's~90'sの頃に「マイベストカセットテープ」というのが流行ったのをご存じないでしょうか。レンタルCDで借りてきた曲や、テレビ&ラジオのエアチェックで集めた曲を、自分で好きなようにディスクジョッキング。彼女ができたときのため、車を買ったときのために作った数多くの黒歴史が、フリマやハードオフにボチボチ出たりするんですよ。現代でいうところの「プレイリスト」ですかね。

先日手に入れた誰かのマイベストは、シャネルズの「ランナウェイ」にはじまりクリスタルキングの「大都会」、サザンオールスターズの「チャコの海岸物語」、B面の最後のほうにはTHE ALFEEの「星空のディスタンス」、CHAGE&ASKAの「モーニングムーン」が録音されていて、60分1本勝負で軽やかに、そしてムーディーに雰囲気を流していこうという意図が見え見えで、もうニヤニヤ。

海外の音楽ショップの中にはカセットテープを多く保有してるところがまだまだありますし、地元のDJがミックスしたテープも並んでいます。これら、音楽配信サービスを使ってもそう出会うことのない曲探しのお供にも、ラジカセっていいんですよね。

「MY WAY」本体が手に入る支援額は1万5500円から。冒頭で記したように、もっと安い製品もまだ製造・販売されています。でも音楽が身近になった70'sテイストのエクステリアに惚れたなら、コッチに行くべきでしょうね!

source:makuake

(武者良太)