日本が世界に誇るスター、三船敏郎のドキュメンタリー「Mifune: The last Samurai 」のトレイラーが公開

日本が世界に誇るスター、三船敏郎のドキュメンタリー「Mifune: The last Samurai 」のトレイラーが公開 1

「三船は唯一無二の存在なんだ」ースティーブン・スピルバーグ

戦後の日本を活性化させた俳優といえば、三船敏郎。日本が失いかけていた大和魂とその魅力を世界中に知らしめた大スターです。

そんな世界の三船を掘り下げたドキュメンタリー「Mifune: The Last Samurai」のトレイラーが公開されました。三船敏郎の破天荒だけど愛される人物像や、黒澤明監督と組んだ16本の作品について、彼を敬愛する大物ハリウッド監督と生前の彼をよく知る人物らが語るインタビューが収められたファン必見、いや、世界必見のドキュメンタリーです。

それではトレイラーをどうぞ。

Geektyrantが取り上げたのは、Strand Releasingによってアップされた「Mifune: The Last Samurai」の公式トレイラーです。

静と動を全身で表現し、銀幕にあがれば圧倒的存在感で、瞬く間に日本だけでなく世界中の観客(大げさではなく本当に)を虜にした三船敏郎。

彼がいなければ「荒野の七人」も、クリント・イーストウッド主演の「荒野の用心棒」も、ジョージ・ルーカス監督の「スター・ウォーズ」も生まれなかったでしょう。ハリソン・フォードが演じたインディ・ジョーンズも、「マッドマックス2」のメル・ギブソンの演技も完成していなかったはずです。

三船と黒沢は世界中の映画人に多大なる影響を与えたんだ。こんなにかけ離れた文化なのにね。多くの俳優が力強くて静かな人物を演じようとする時に三船の真似をしようとするんだが、誰一人として再現できないんだよ。三船は唯一無二の存在だからね。

スティーブン・スピルバーグ監督は敬愛を込めてそう語ります。そして、奇才のマーティン・スコセッシ監督も次のように絶賛。

三船の演技は複雑なレイヤー構造。彼がライオンのような動きをすれば、その姿はまるで檻の中の動物のようだった。

酒と車をこよなく愛し、酒が原因で殴り合いの喧嘩をすることも珍しくなかった一方、スーパースターにも関わらず気取らず誰とでも会話を楽し、出会った人全てを惚れさせてしまった究極の人たらしの三船敏郎

海外では絶大な人気を誇るにも関わらず、日本では三船×黒沢映画を見たことがない若者が多くなって来た今だからこそ、魅力を知ってもらいたい! これは、私たちの中に眠る大和魂、侍スピリットを呼び起こす素晴らしい作品に違いありません。

監督は、原爆被害者と米側関係者のインタビューを収めた「ヒロシマナガサキ」で知られるスティーブン・オカザキ。ドキュメンタリー「Mifune: The Last Samurai」は現在、各フィルムフェスティバルで上映中。劇場公開日は未決定なので、首を長くして待つことにしましょう。

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source: YouTube via Geektyrant

中川真知子