「PlayStation VR」特集

ユートピアがリビングにやってくる。「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」が側にある生活とは 1

架空であり仮想であり現実。

東京ゲームショウでも体験してきたじゃないかって? そうです、仰る通り。しかしアレはイベント会場でのワクワク体験アイマスというもの。幾分のレア体験補正がかかっています。しかし、今回は日常ベースのアイマスです。何が違うのかって? 何もかもですよ

さて、ゲームそのもののインプレッションについてはもう一通り書き終えてしまっているので、ここからはプライベートな空間でのプレイだからこそ発見した本作の魅力などを挙げていこうと思います。

まず第一の発見、身長の設定について。ゲーム開始時および各種設定にてプレイヤーの身長を設定します。なんでそんなものがいるのか、おわかりですよね。ライブ観賞時の視点の高さがここで決まるのです。なにその臨場感設定! 感心!

現実のライブでは伸長が低くて有利な事態は多くありませんが、本作では最前列で応援することができるので、ここで位置が低いと見上げる図が多く見られます。決してイヤらしい意味ではなく(アイマスに関してはほんとに)わりと珍しい構図なので新鮮ですね。逆に190cmくらいの高身長設定にすればオーディエンスの頭すら見下ろすことができますし、その状態で立ち上がればちょっとしたアンドレ・ザ・ジャイアント気分でライブ観賞ができます。

そして第二の発見、これがヤバい。本作は観賞する場所をボタン一つで移動することができるんですが、なんと観賞する場所に応じて音の定位が変化します。ステージの右端に行けば右側からの音が弱くなり、中央最前列にいけば低音がよく聞こえ、後方にいくと低音が下がってボーカルがよく届く。TGSで体験したときは周囲の音やプレイの興奮でここまで聞き取れませんでしたが、ようく聞いてみるとこのような変化があったのです。なんということでしょう。

ユートピアがリビングにやってくる。「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」が側にある生活とは 2

定位が気になれば次は音質が気になるもの。というわけでPS VR付属のイヤホンと、ギズモード・ジャパン編集部のスタナー松井氏の私物ヘッドホンとで聞き比べをしてみました。PS VRを装着してのヘッドホンの装着についてはほとんど問題ありませんでしたが、機種によっては耳とイヤーマフにスキマができてしまうかもしれません。

なお、ライブ中に流れる音源はライブバージョンにアレンジされており、低音の強烈化や残響が付与されています。聞き比べの結果は以下の通り。

付属イヤホン…全体的にフラット、高音はややシャリっとしてる。カナル型で付け心地は良く、鼓膜に近い位置で鳴ってくれます。よく聞こえますが、臨場感には欠けるか。

ヘッドホン…耳周辺で音が広がるためライブ感アリ。音質については機種によるが、低音が強まる種類だとより一層のライブ感になると思われ、ボーカル重視モノだと後方で聞いた時の聞き応えが強まりそう。

という、わりと当たり前な結果に。やはりヘッドホンの方がライブ的かなと感じましたが、付属以外のイヤホンは試していないため、いずれはビューイング観賞特化のイヤホンorヘッドホンを探すのもまこと良いと思われます。

ユートピアがリビングにやってくる。「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」が側にある生活とは 3

また、TGSでプレイしたときはコンサートライトの色を切り替えられましたが、アレはゲーム内ショップに並ぶ追加購入アイテムだったようです。デフォルトではピンクのライトを所有していますが、どの色をどれだけ揃えるかは各人自由にされたし。リアルでもアンリアルでもコンサートライトを的な発言もきっと増えてゆく、間違いない。

さすがにキャラの課金購入は無いのでは……と今のところ思いますが、衣装や追加楽曲はライトと同じくDLCスタイルでしょう。それはもう覚悟オブ認知でしょう。ゆくゆくの事態で僕が恐れているのは現実のライブ企画と連動した記念アイテムや音源の配布で、それはもうここが家なのかホールなのかわからなくなってしまうし、あの時の感動を仮想現実でトレースできるとかマジでショコラでティアラだし、アイマスは架空であり仮想であり現実なんだなぁって。それはとっても素敵だなぁって。

ユートピアがリビングにやってくる。「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」が側にある生活とは 4

そもそも論として自宅であのライブを全方位的に味わえるということがまだまだ放心感動レベルなのでどうやったって良さみしかないんですよね。「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」のライブ演出ですらまだ堪能し切ってないというか、最近の追加曲はカメラワークのプロデュースにプロが噛んでるんじゃないのって思うくらいに良演出で、「サマカニ!」を初めて見たときはMステかと思ったし、「BEYOND THE STARLIGHT」ではついに登場から変えてきたし、「ラブレター」はもう好きになるやつだし。

そんな、そんな変革を、ビューイングレボリューションでもヤられたら、どうなってしまうんだと。昨今の目覚ましいCG技術の発展に我々の感動はついていけるのかと。そのようなことを思った次第です。現状だけを見れば物足りないコンテンツですが、半年後もう一度ここに来て下さい。本当の仮想現実ライブってやつをお見せしますよ

ユートピアがリビングにやってくる。「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」が側にある生活とは 5

総評としては、現状は期待を込めて星三つアイマスファンならばノータイム。まずは各曲でメンバーを一人一人見つめてあげたり、お気に入りのダンスシーンを探してみたり、オーディエンスばっか見てみたりと新しい発見にいそしむのが面白いかもしれません。ライブのたびにサイリウム筋を使うのも大変だと思うので、ソファに腰掛けてじっくりしっとりと眺められるくらいに感動が収斂してくればいいのでは、と。

むしろそうやってVRライブに慣れてきた頃に追加楽曲のアナウンスとか欲しいですね。頻度もどうなるやらですが、そのあたりの拡張も楽しみの一つ。輝子が入ったらノータイムだ。

ギズモード・ジャパンでは以下のPS VRコンテンツも体験しました。プレイ動画と合わせてお楽しみください。

試されるコミュ力。「サマーレッスン」はリアルJK対面シミュレーターかもしれない
自宅で究極の電脳ダイブ体験。脳にクる全方位型シューティングゲーム「Rez Infinite」
これはアートへの没入と突入。リズム・バイオレンスな「THUMPER」はモテゲーでもあった
「PlayStation VR」ハンズオン。過渡期だが、だからこそ体験すべき

image by YouTube

source: アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション

(ヤマダユウス型)