カタカタ…組立不要、3Dプリントで生命を吹き込む生物ロボット「Ready to Crawl」

3Dプリンタ製の歩く骨型ロボット「Ready to Crawl」5

知育にもよさそう!

自然にいる昆虫や動物の骨格はなんとも精巧で、だれもが「どんな仕組みなんだろう?」と思ったことがあるはず。

東京大学Prototyping & Design Laboratoryの杉原 寛さんたちが制作した3Dプリントによる骨格ロボット「Ready to Crawl」は、実際の生物の骨格をヒントに設計され、そしてカタカタと愛らしく動き回ります。

3Dプリンタ製の歩く骨型ロボット「Ready to Crawl」2

モゾモゾ、カタカタ、なんともコミカルな動きです。

実はこの動作はたった1つのモーターで実現されています。

3Dプリンタ製の歩く骨型ロボット「Ready to Crawl」7

3Dimensional Cam」と名付けられた独自の機構によって、従来の機械的な接続パーツなしで歩く動作を再現しているのです。

うーん、これはちょっと手にとって見てみたいぞ…。

さらにその製造方法もなかなか斬新で、レーザーや電気によって素材を固める粉末焼結積層造形法により、すべての構造を一気に3Dプリントします。つまり、ロボットみたいに組み立てないんです。

まるで、生命が素材の中から誕生しているようですね!

3Dプリンタ製の歩く骨型ロボット「Ready to Crawl」4

プロトタイプの一つには「OHMU(オーム)」も! これも1つのモーターだけで、モゾモゾと大地を歩きまわります。

3Dプリンタ製の歩く骨型ロボット「Ready to Crawl」6

こちらはまるで長いウニのような形をした、「Radiolaria(放散虫)」。体のトゲトゲを使って上手に歩いてます。

このような複雑な機構は、3Dプリンティングの手法があってこそ。こんなおもちゃがあれば、ずーっと見続けてしまいそうです。

video: "Ready to Crawl" by Hiroshi Sugihara via YouTube

photo, GIF: Gizmodo Japan

source: Ars Electronica

(塚本直樹)