96%の利益減! Samsungの決算がGalaxyスマホ始まって以来の大危機に…

96%の利益減! Samsungの決算がGalaxyスマホ始まって以来の大危機に…

立ち直れるのかな?

iPhone対抗の頼みの綱となるはずだったフラッグシップモデル「Galaxy Note 7」が、まさかの相次ぐ発火炎上で、とうとう生産中止にまで追い込まれてしまったSamsung。このほど2016年第3四半期(7〜9月期)の決算発表を行なった同社ですが、一連の製品事故の影響は、数字で見ると、非常に深刻であることが明らかになりましたよ。

決算報告より以前に、すでにSamsungはGalaxy Note 7の生産中止によって、約30億ドル(約3120億円)の損失を計上するであろうとの見通しを公表していました。今回発表された決算報告では、モバイル部門の営業利益が8790万ドル(約90億円)にとどまり、なんと前年同期と比較して96%も落ち込んだことが判明! ちなみに、この利益額は、初代Galaxyスマートフォンが発売されて以来、過去6年の間で最低レベルの数字となるんだとか。

第4四半期に目を向けるならば、弊社は全体として、好調な事業に支えられつつ、前年同期を上回る売上高を計上するとの見通しを立てています。モバイル部門も、堅調な「Galaxy S7」および「Galaxy S7 edge」の売行きに牽引されて、2015年第4四半期と同じようなレベルまで売上高は回復することでしょう。

今回の痛々しい決算報告の席で、Samsungは投資家たちを安心させようとしてなのか、このように楽観的なコメントを出しました。とはいえ、本当に再び世界のユーザーが、喜んでGalaxyスマホを買い続ける流れになるかどうかは定かではありません。

そもそも、一連の発火事故への対応のマズさを受け、もうSamsungのブランドはこりごりだという反応もあるでしょうし、来年初めには「Galaxy S8」が出るであろう現在のタイミングで、Galaxy S7が売れまくって業績回復なんてあり得るの?なんて疑問も抱きます。まだまだSamsungの受難は続くのかもしれませんね…。

Galaxy Note 7に関する記事:
そのスマホ、機内に持ち込めませんで怒り嘆くGalaxy Note 7ユーザーたち
Samsung、発火事故が相次ぐ「Galaxy Note 7」の生産打ち切りを発表
発火問題が相次ぐGalaxy Note 7、全世界で販売を一時中止

image by JPstock / Shutterstock.com
source: Samsung, The New York Times

Michael Nunez - Gizmodo US[原文
(湯木進悟)