スペースシャトル復活? 国連が初の宇宙ミッションを5年以内に実現へ

国連が初の宇宙ミッションを5年以内に実現へ

時代は宇宙!

いまや人類は本気で火星への有人探査計画を進め、民間企業による宇宙開発も続々と話題になるなど、このところ宇宙ホットな注目を集めていますよね。でも、やっぱりロケットを打ち上げるとなると、巨額の費用が必要となり、だれでも気軽に手を伸ばせる分野でもないというのも実情でしょう…。

ところが、このほど国際連合宇宙局(UNOOSA)は、民間の宇宙開発企業のSierra Nevadaと結んでいた宇宙計画の協力協定に関する詳細を発表。まるでスペースシャトルのように繰り返し飛行できる宇宙船「Dream Chaser」を、主に自国だけでは宇宙開発のリソースをまかなえない発展途上国へと開放し、2021年のうちに初のミッションを敢行する方針が明らかにされましたよ。

UNOOSAの核となる任務は、宇宙空間の利用協力と平和維持の推進である。だが、われわれの仕事は、それだけに限定されない。宇宙がもたらす恩恵をすべての人類に提供する理想も掲げられており、それには発展途上国が宇宙技術の恩恵にあずかれるようサポートすることが含まれる。

国際宇宙会議(IAC)で行なわれた今回の計画発表にあたり、UNOOSAのSimonetta Di Pippo局長は、このようなコメントを出しています。これから初めて宇宙開発に乗り出したい国連加盟国より、どのようなミッションを成し遂げたいかの意見を幅広く募集し、5年後にDream Chaserへ搭載するペイロードの選定が進められるみたいですね。

Dream Chaserは、年内にもSierra Nevadaがテスト飛行を再開し、2019年には先に国際宇宙ステーション(ISS)への輸送任務に用いられる予定になっています。

いまだ国連初のDream Chaserによる宇宙ミッションでは、どんなことが実現するのか、未知数の部分も多いですけど、どんな国でも宇宙空間での実験や衛星などの打上げに取り組みやすくなるメリットは計り知れないものがあることでしょう。

image by Sierra Nevada

source: UNOOSA via Motherboard

Ria Misra - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)