ジェフ・ベゾスが投資の神様バフェットを抜いて米長者番付2位に

ジェフ・ベゾスが投資の神様バフェットを抜いて米長者番付2位に

いつの間にこんなに貯め込んでいたんだ!

…と思ったら、アマゾン株が46%上がって今年だけで2兆円肥やしたんだって。ひゃー!

フォーブズが4日発表した米国長者番付2016年版は、ゲイツに次ぐ第2位のポジションを2001年から堅持してきたウォーレン・バフェットが3位に転落し、まさかの伏兵ジェフ・ベゾスが2位に躍進する波乱ずくみの展開となりました。

バフェットのアキレス腱となったのは、バフェット銘柄のウェルズ・ファーゴ銀行です。

ここはバフェットの投資会社バークシャー・ハサウェイが一番お金を注ぎ込んでる投資先で、世界最大の時価総額を誇る超優良おぼっちゃま銀行。なのですが、な~んとノルマを達成しないとクビになる底辺の行員たちが、顧客の許可もなく顧客名義で勝手に200万件以上の口座を開設してクレカ作ったりなんぞする涙ぐましい不正を行っていたらしく、当局から罰金1億8500万ドル(約192億円)の支払いを命じられ、行員5300人が懲戒解雇となっていたことが、9月上旬に大発覚! 

不祥事の影響で株が急落し、10%を保有する最大株主バークシャー・ハサウェイも共倒れとなり、25億ドル(約2600億円)の損失を出してしまったのです。これは今年のバークシャー・ハサウェイの利益がほとんどパーになるぐらいの大穴みたいですよ?

バフェットは黙して語らずだし、あんまりマスコミにも騒がれなかったので、「えーそんなことがあったのー?」ってなもんですけどね。9月には一時モーガンに時価総額で抜かれて業界内ではエッ?となった模様ですが、今確かめてみたらまた普通にウェルズ・ファーゴが首位に返り咲いていた…。こういうのを喉元過ぎれば、って言うんだね…。

さてさて、金融がパッとしない影で絶好調だったのはテック株高騰の上昇気流に乗ったみなさまです。

アマゾンウェブサービスが絶好調のジェフ・ベゾスは、今年1年で200億ドル(約2兆円)の最大増加幅を記録し、総資産670億ドル(7兆円弱)に増えました。続いて大きく伸びたのがFacebookマーク・ザッカーバーグ(4位)で、今年は152億ドル(約1兆5804億円)増えて総資産555億ドル(約5兆7711億円)となり、長年3位のOracle創業者ラリー・エリソン(今年は5位)を抜いて、ベゾスとともに初のトップ5入りを果たしました。

Googleラリー・ペイジ(9位)サーゲイ・ブリン(10位)も久々にふたりでトップ10入り。オールドスクールのMicrosoft元CEOスティーブ・バルマー(マイクロソフト株32%増で15位)とDell創業者マイケル・デル(20位)もトップ20にランクインです。

上位20人の資産で上位400人の総資産の3分の1を占め、上位20人のうち13人は1代の叩き上げ、女性は2人だけ。アメリカの金持ち400人の3分の1近くは昨年より貧乏になりましたが、上位20人は全員資産を増やしているという結果でした。

なお、23年連続首位のビル・ゲイツは今年、総資産810億ドル(約8兆4200億円)。ご隠居のはずなのに1年で50億ドル(約5200億円)増えています。

source: Forbes, 日本版, Market Hack, CNN

(satomi)