ホラー映画の効果音を奏でる楽器「ウォーターフォーン」の音

ホラー映画の効果音を奏でる楽器「ウォーターフォーン」を聞いてみよう

グニャ~ンと鳴るのは水のおかげ。

映画では登場人物のアクションから出る音もあれば、人物がいる場所の外から聞こえるオフスクリーン・サウンド(画面外の音)まで、さまざまな効果音が聞けます。

それらはさまざまな道具を使い、思いもしないような方法で映像に合わせられていますが、ホラー映画の場合、視聴者を不安にさせる音を奏でる「ウォーターフォーン」という楽器が使われることが多いようです。

まずはその音を聞いてみましょう。

boredpandaが取り上げたTodd Bartonの動画でした。

弦で引いてみたり叩いてみたり、底をタップしたり擦ったり。しかし、何をどうやってもすべてがホラー映画で聞こえる戦慄シーンの効果音そのもの! 背後に何かいるんじゃ……という気持ちになります。

この「ウォーターフォーン」は、1968年頃にリチャード・ウォーターが制作したアコースティックのパーカッション楽器で、ステンレスの共振器から長さのバラバラな銅の棒が円錐形状に刺さって並んでいるのが特徴です。

ホラー映画 効果音 楽器 ウォーターフォーン

非常にユニークなのが共振器の中に水を入れておくところ。そんな構造もあってか、「オーシャン・ハープ」「アクアソニック・ウォーターフォーン」とも呼ばれています。

クラシック音楽に採り入れられることもあるようですが、やはりこの音色なので、映画「ポルターガイスト」や「ぼくのエリ 200歳の少女」、「仄暗い水の底から」、「エイリアン」、「グリーン・デスティニー」、「マトリックス」などなど、ホラーやSF作品で多く使われてきました。

もし映画を観ていてこの音が聞こえたら、「これはあのウォーターフォーンだ!」と思い返してみてください。

source: YouTube via boredpanda, Wikipedia

岡本玄介