建築家ザハ・ハディド氏の切手に、あの幻の建物が…

建築家ザハ・ハディド氏の切手に、あの幻の建物が… 1

ちょっと、複雑な思いです。

新国立競技場の初期デザイン案を担当し、なおかつ建築業界に素晴らしい功績を残したザハ・ハディド氏今年4月に亡くなった彼女は出身国であるイラクにて切手になっていたのですが、その背景には幻の新国立競技場の初期デザインが…。

イラクの郵便局によって発行されたこの切手には、ザハ氏が手掛けたいくつかの建築物が背景に描き込まれています。新国立競技場の初期案の上にあるのは、アゼルバイジャンにある複合施設「ヘイダル・アリエフ・センター」ですね。新国立競技場の初期案もそうですが、彼女がいかに曲面をダイナミックに建築物に落とし込む名手だったのかが思い起こされます。

切手の価格は750ディナール(約72円)。なお、この顔写真は彼女が亡くなるすこし前に撮影されたものを合成したものです。新国立競技場のデザインが変更されたことが良かったのか悪かったのかはまだわかりませんが、イラクに立ち寄ることがあれば、この日本とも縁のある切手を探してみたいと思います。

関連記事:
ザハ、今度はゴールドコーストにツインタワーを建設
アンビルトの女王、ザハ・ハディドってどんな人?

source: Dezeen

(塚本直樹)