緊急番号911に電話しまくるリンクをTwitterで配布した18才、逮捕

緊急番号911に電話しまくるリンクをTwitterで配布した18才、逮捕

イタズラではすまない話。

10月25日の夜、アリゾナ州サプライズ市の緊急ダイヤル受付センターは異様なムードにありました。なんと、ほんの数分で100件を超える911通報が入ったのです。あまりの多さに、センターは制御不能となる一歩手前、非常に危ない状態に陥りました。この911通報、本物ではありません。調査の結果、原因としてある不正リンクが見つかりました。

911に電話しまくる不正リンクをばらまいたとして逮捕されたのは、Meetkumar Hiteshbhai Desai、18才Twitterを通じてリンクを拡散、踏んでしまった人の端末は繰り返し911通報を繰り返すというプログラムでした。どうやって他人の端末に電話をかけさせたのか、そのやり口の詳細はまだ明らかになっていません。警察の発表によれば、今回の攻撃に関係するバグは、逮捕された少年が友人から教えてもらったものだったといいます。このバグとJavaScriptを使い、iOS端末のダイヤルボタンを操作し911通報を繰り返させていました。また、アリゾナ州以外にも、カリフォルニア州、テキサス州でも同様のバグが原因で911システムに影響がでていました。

Twitter上には、この不正リンクのターゲットとなってしまった人が、報告をよせています。

「Twitterのリンクをクリックしたら、911に12回もコールされた」

「Twitter見ててリンクをクリックしたら、911通報が止まらない。やっと止まったとおもったら、911センターから電話きた。最悪だ」

「Twitterのリンクをクリックして、911に19回も電話する羽目になった時の気持ち…」

逮捕された少年は、この不正リンクの他にも、ひっかかると端末をフリーズ/再起動させる不正プログラムも持っていました。警察にて、犯行の動機を語った少年。曰く、「人に危害を加えないウケるネタだと思った」「ハッカーの世界、プログラミングの世界で注目されたかったから」と。確かに注目はされたでしょう、ただ少年が想像したものとは違う、割に合わない結果になったのではないでしょうかね。そして、911コールセンターがダウンすれば、もちろん人に危害を加えることになってしまうというのに。

特にネットのイタズラは、イタズラですまない場合が多くあるのです。

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image by Georgejmclittle / shutterstock.com
source: Maricopa County Sheriff's Department

William Turton - Gizmodo US[原文
(そうこ)