赤ちゃんだって柔らかいオムツが好き。 実験で確認される

赤ちゃんだって柔らかいオムツが好き。 実験で確認される

言葉を持たない赤ちゃんも、自分の好きなものはわかってる。

日本のオムツ肌触りが良く高品質で、外国の人が買い占めに来るほどだと言われます。というか私自身、我が子がまだオムツのヘビーユーザーだった頃にアメリカに引っ越したので、最初はアメリカのオムツのゴワゴワさに衝撃を受けました。その違いをたとえていえば、日本のオムツがふかふかのパンケーキだとしたら、アメリカのオムツはバリバリのバゲット…は言い過ぎとしても、5日放置した食パン…くらいの差はある感じです(アメリカの方、気を悪くしたらすみません)。

でもそんな違い、本人は感じているのかどうか…と思っていたら、赤ちゃんだって違いはわかるらしいです。ユニ・チャームが新製品開発に向けて行った実験で、普通のオムツと改良された柔らかいオムツでどっちがいいかを生後4〜8カ月の赤ちゃんに直接聞いてみたら、柔らかいオムツがいい!という赤ちゃんの方が多かったそうなんです。って、まだ言葉を話せない赤ちゃんに、どうやって聞いたんでしょうか? 

ユニ・チャームが名古屋大学大学院の大平英樹教授と共同で行った実験では、生後4〜8カ月の赤ちゃん22人に対し普通のオムツと柔らかいオムツを各3回、3分間ずつ履かせて、その後両方のオムツを見せました。そのとき、赤ちゃんがどちらのオムツを見たか、そしてどちらのオムツに手を伸ばしたかを観察し、赤ちゃんが注視したり手を伸ばしたりする行動をオムツへの好意的評価だと判定しました。たしかに赤ちゃんって、好きなものとか興味のあるものをじっと見たり触ろうとしたりするものです。

その結果、赤ちゃんは普通のオムツより柔らかいオムツの方を長い時間見ていました。またオムツに手を伸ばした赤ちゃんは22人中15人でしたが、その7割にあたる11人が柔らかいオムツに触ろうとしていました。つまり赤ちゃんたちは、普通のオムツより柔らかいオムツの方に興味を示す行動をとっていたんです。この研究結果は、今年9月の日本感性工学会大会で発表されました。

…となると、親としては赤ちゃんが好きな方のオムツを履かせてあげたくなっちゃいますよね。ただこの研究は大学との共同とはいえ、オムツメーカー自身が行ったものなので、結果を本当にその通り受け取っていいかどうかを確認するには、より客観的な立場からの検証も必要になることでしょう。また多くの赤ちゃんが実際柔らかいオムツが好きだとしても、濡れたときの感触とか漏れにくさとかも含めて、総合的に従来のものとどっちが快適なのかはこの実験だけではまだわかりません。

とはいえ、ここまで追求する姿勢があるからこそ、今の日本のふかふかオムツがあるんでしょうね〜。

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source: ユニ・チャーム
(福田ミホ)