Google EarthがVR対応で世界一周気分。ただし頭痛に注意

Google EarthがVR対応で世界一周気分。ただし頭痛に注意 1

地球を飛び回るかのような。

Google EarthがVRに対応し、ただでさえ旅行気分が味わえるGoogle Earthがますますリアルになりました。米GizmodoのMichal Nunez氏がレビューしてますので、どうぞ!

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今年はいろんなことがありました。ゴリラのハランベが子どもたちの前で射殺されましたし、デヴィッド・ボウイプリンスも亡くなりました。それから、ネオファシストの不動産モンスターが大統領になりました。こんな悪いニュースが続くと、軽く現実逃避したくなります。今、それを簡単にできる方法があります。

今週Steamで、Google Earth VRが無料公開されました。今HTC Viveを持っている人なら、このアプリで世界中を旅できるんです。有名な都市を歩くも良し、渓谷の中をタカみたいに飛んでも良し、宇宙に浮かんで青い地球を眺めるも良しです。

Google Earth VRにはガイド付きツアーもあって、地理に詳しくない人とか、知らない場所のことを学びたい人にもうってつけです。ツアーの行き先は、アマゾン川とかグランドキャニオン、マンハッタンの摩天楼などなどから選べます。



Google Earth VRのダウンロードは1分ほどで終わり、ソフトウェアを立ち上げると、Google Earth VRの使い方やいろんな風景のプレビューをまとめた2分間ほどのビデオが流れます。それが終わると、宇宙から地球を見ているようなビューになります。

コントローラーが注釈と一緒に表示されて、ズームインしたり、地球を回したり、行く場所を選んだりする方法がわかります。操作はとてもシンプルで、左のコントローラーのトラックパッドを押すと、ズームイン/アウトができます。道路のレベルまでズームインできるので、街中を散策することもできます。

右のトラックパッドを押すと、地球が傾いて平面になり、歩き回れるようになります。地球を上から見ている状態から、Google Mapsと同じように、路上視点で見ている状態に移行します。この移行にちょっとびっくりして、ときには使いにくい感じがします。

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操作方法がわかるまでに、僕の場合2分くらいかかりました。ソフトウェアが地球の像を、映画館のスクリーンみたいに感じるサイズに表示します。なので間違った場所にズームインすると、場所を把握するのが大変です。でも他のVR体験と同様、操作の感覚がつかめれば、あとはスムースです。

Google Earth VRで最初の目的地にしたのは、僕の出身地であるシカゴです。操作方法がつかめてからは、地球の上で五大湖あたりを指して、超高層のウィリス・タワーが見えるまでひたすらズームインするだけでした。お気に入りの場所の周りを飛び、街中を楽々と回れるのを堪能しました。

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その次はユタ州のアーチーズ国立公園に飛ぶことにしました。地図上ではどこなのか全然知らなかったんですが、コントローラーで立ち上げるビルトインメニューを使って、近道ができました。20秒くらいで到着すると、その景色に感動しました。『ウォッチメン』で火星に行ったドクター・マンハッタンが人生の意味を考えたように、僕も内省的になりました。砂漠を見つめていると、蛍光灯の点いたオフィスにいる現実からしばし離れることができました。

ただ、この体験全体は素晴らしかったんですが、20分くらいニューヨークや東京やアマゾンを回って地球を旅していたら、すごい頭痛がしてきました。地球と平面地図の間を行ったり来たりして、目がくたくたに疲れてしまいました。今こうしてヘッドセットを外してパソコンでタイプしているだけでもまだ頭が痛くて、早く画面を見るのをやめたい気分です。

そんなわけでGoogle Earth VRは素晴らしい体験ですが、VR全般に共通の問題がまだあります。要は、ヘッドセットを着けて長時間遊びすぎると、目も頭も、言うことを聞かなくなってくるってことです。簡単な現実逃避方法としてはGoogle Earth VRはぜひ考えてみるべきですが、ほどほどに楽しみましょう。

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source: Google Earth VR, Steam

Michael Nunez - Gizmodo US[原文
(福田ミホ)