ヒトラーはいかにして独裁者になったか

ヒトラーはいかにして独裁者になったか

2016年8月11日の記事を再掲載しています

悪魔と揶揄されたドイツ労働者党(ナチス)党首、アドルフ・ヒトラー。なぜ国民は彼に操られ、大虐殺が起きたのでしょうか。

不満を持っている不幸な人たち。そして、彼らの恐怖心を煽る強力なスピーチができるリーダー。その2つが一緒になると…悪い予感しかしません。財界人や知識人は世論を味方につけるため、自身が正しいと信じていなくても行動します。すると、事態はもっと悪い方向に転がっていきます。

歴史上もっとも大きな虐殺を指揮したヒトラー。彼のような独裁者が、民主主義の国において、どうして力を得てしまったのでしょうか。そして、このような歴史は繰り返す可能性があるのでしょうか。

中高生向けの学習ビデオを配信しているTED-Edが、印象的な動画で説明してくれています。

第一次世界大戦で大敗してしまったドイツ。自信を失い怒る国民たちは、負けてしまったかの戦争で唯一ユダヤ人だけが金儲けをしたという偽りの噂を信じ始めます。そこに現れたヒトラーは、とても饒舌なスピーチで国民に「ユダヤ人はドイツを破壊しようとしている」と吹き込みました。

そして1929年、世界恐慌が起こり、さらにドイツの経済は悪化。ヒトラーは昔の強かったころのドイツを取り戻すと謳い、国民の心をつかみ始めます。彼はうまく敗戦後の国民の恐怖や怒りを「なだめる」形で利用し、あっという間にトップに立ってしまったのです。

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image: TED-Ed
source: TED-Ed

Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文
(リョウコ)