来年のiPhoneは全モデルが有機ELディスプレイってわけじゃない? その噂の理由とは

来年のiPhoneは全モデルが有機ELってわけじゃない? その噂の理由とは

有機ELのiPhone、見てみたいなぁ。

大刷新されるとうわさされる「次期iPhone(通称:iPhone 8)」。本体素材がガラスに変わり、カーブ有機ELディスプレイを搭載する…などさまざまな報告がありますが、BloombergのMark Gurman氏やJungah Lee氏のレポートではどうも有機ELディスプレイ搭載の計画に支障があるようなんです。

同レポートによると、有機ELディスプレイを提供する4つの主なサプライヤーは、次期iPhoneの全てのモデルを賄うだけの有機ELディスプレイの生産量が確保できないようなんです。以前、KGI証券アナリストのミンチー・クオ氏の「次期iPhoneは、有機ELディスプレイを搭載する5.5インチモデルと、そうでない同サイズのモデル、4.7インチモデルの3つが登場する」との発言を9to5Macが報じていましたが…やはりそうなってしまうのでしょうか?

ご存知のとおり、有機ELディスプレイは明るくて発色がよく、Galaxy S7 edgeのカーブディスプレイのように曲げられるという特徴があります。しかし、その生産は液晶ディスプレイよりもずっと難しく、iPhoneのように大量に生産するモデルへの供給はハードルがあるのです。

以下は、Bloombergによるレポートの内容です。

関係者によれば、Appleは当初年間1億ユニットの有機ELディスプレイをSamsungへ注文するつもりだったようです。しかし、Samsungは2017年の第4四半期にその一部しか供給できないだろうとのこと。

2015年の第4四半期にAppleは約7500万台のiPhoneを出荷しましたが、2017年には出荷数を9000万台に増加するというアナリストの予測もあります。

有機ELディスプレイを生産しているのはSamsungだけでなく、LGやシャープ、ジャパン・ディスプレイなどもあります。しかし今回のレポートによれば、それらのメーカーも2018年までは大量の有機ELディスプレイを供給できないそうです。

たくさん売れるiPhoneだからこそ、一気に有機ELディスプレイに切り替えるのは難しい…という事情があるようですね。Appleは大型のPlusモデルにデュアルカメラなど先進の機能を投入していますが、やはり有機ELディスプレイへの切り替えもPlusモデルからとなるのでしょうか?

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image by Anna Hoychuk / Shutterstock.com
source: Bloomberg, 9to5Mac

Christina Warren - Gizmodo US[原文
(塚本直樹)