宇宙を探求する世界トップクラスの研究所「カブリ数物連携宇宙研究機構」とは

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つくばエクスプレス、柏の葉キャンパス駅が最寄りです。

宇宙とは何か」なんて、漠然とは考えたことはありますが、あまりに難しすぎて、2秒くらいで他のことを考えてしまいます。

そういう問題はすごく頭のいい人たちが、世界のどこかの秘密基地で夜な夜な考えているイメージを持っていたのですが、実は千葉の柏市に「宇宙の根源的な疑問に答える」ための研究所があるのをご存知でしょうか。

それが「カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)」という東京大学の施設。その機構長である村山斉さんのインタビューが、IBMのWebメディア、無限大(mugendai)に掲載されていましたよ。

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幼い頃から「なぜ?」と思うことを突き詰めていった結果、素粒子にたどり着いたという筋金入りの研究者、村山さん。「日本に世界トップレベルの研究所を作る」という熱い思いは、どのように実現したのでしょうか。

断り続けた就任オファー。受けた理由は「日本の研究の地位の低さ」

そんな村山さんがKavli IPMUに誘われたのは、カリフォルニア大学バークレー校に在籍していた頃。日本より恵まれた施設で伸び伸びと研究していた村山さんは、当初その誘いを断っていたそうです。

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しかし最終的に引き受けた理由は、日本の研究の国際的地位の低さ。その頃は、日本で発表されたどんな優秀な論文も、海外の研究者からは「Japanese Paper」と呼ばれ軽んじられていました。また、村山さんは日本の閉鎖的な研究環境にも危惧の念を抱いていたのだとか。

しかしいざ就任が決まってからは、世界中を駆け回って優秀な研究者を訪ね、熱心に説得をし、今では世界に誇る研究所になったそうです。

一体何を研究している施設なの?

それにしても気になるのは、「Kavli IPMUってどんな研究をしているの?」という点。「宇宙の深淵に迫る」と言われても、素人には難解ですよね。村山さんはそれを5点に絞って説明してくれています。

宇宙は、どうやって始まったのか?
宇宙は、何でできているのか?
宇宙は、これからどうなるのか?
宇宙は、どのような法則で動いているのか?
私たちは、なぜ宇宙に存在するのか?

具体例として挙げられているのは、LHCという粒子加速器を用いて、実験室で暗黒エネルギーを作り出そうという研究など。「暗黒エネルギーを作り出す」って響きだけで、惹きつけられずにはいられません…。

その他にも、基礎研究がいかに重要かや、今年話題になった「重力波」など、興味深い話題が目白押しのロングインタビュー。続きは、無限大(mugendai)からお楽しみください。

source: 無限大(mugendai)

(渡邊徹則)