美女が「ホラーあるある」をあえて冒す短編『ナイト・オブ・ザ・スラッシャー』

美女が「ホラーあるある」をあえて冒す短編『ナイト・オブ・ザ・スラッシャー』 1

いでよ、モンスター!

ホラーモンスターに殺されないために避けなければならないのいくつかのルール。それをあえて冒してみたらーー?

今日は、逆転の発想が面白いホラーファイティング・ショートフィルム『ナイト・オブ・ザ・スラッシャー』をご覧いただきます。これ、次のホラートレンドになるかも!

Geektyrantが紹介したのは、シャント・ハマシャンさんによる『Night of the Slasher』。

緊張した面持ちの金髪女性が、①半裸でダンスし、②ビールを飲み、③大麻を吸い、④セックスをします。もうホラー映画の死ぬフラグ踏みまくり。

その目的はーー「モンスター出てこい! おりゃぁぁぁぁぁ、今日こそ決着つけてやる!!」ということ。ホラーあるあるをモンスター召喚に使うとは…、なんとジーニアスな!

本短編のモンスターが被っているマスクは、『スター・トレック』でレナード・ニモイが演じたスポックのマスク。これはホラー映画『ハロウィン』のマイケル・マイヤーズのマスクがウィリアム・シャトナー演じるカーク船長のマスクをベースに作られていたことに対するリスペクトですね。

ブラックユーモア満載の本作ですが、ファイトシーンは本格的で臨場感溢れるもの。これ、長回しで撮られているんです。よくやったなー、すごい。160のフェスティバルで、40ものアワードを取得したのも納得。

なお、ハマシャンさんのテイストが気に入った方には、是非とも4年前にアップされた『A Really Nice Guy』も超オススメ。ゴアが苦手な人は閲覧注意ですが、多少無理してでも見る価値ありですよ。

実は名作ぞろいなショートフィルムの世界:
ゾンビとカンフーとバイカーがつまった短編ラブストーリー『デッド・ハーツ』
サイボーグとして復活したローマ法王が悪と戦うSF短編「レーザー・ポープ」
ダンスが記憶を呼び起こすゾンビ短編「We Together」

image by Vimeo
source: Vimeo 1, 2 via Geektyrant

中川真知子