ゲームの女性キャラ史上最多登場回数を誇る、ピーチ姫の豆知識

ゲームの女性キャラ史上最多登場回数を誇る、ピーチ姫の豆知識 1

日本が誇るゲームヒロインの知られざる秘密。

ゲームに関するトリビアを紹介するYouTubeチャンネルDidYouKnowGaming?が、任天堂のヒロイン「ピーチ姫」の豆知識を紹介しています。

こちらがDidYouKnowGaming?による動画。それでは内容をおさらいしてみましょう。

ピーチ姫のデザイン

・ピーチ姫を生み出したのは宮本茂だが、今のピーチ姫の姿を生み出したのはアニメーター/キャラクターデザイナーの小田部羊一

・現在の「金髪にピンクのショートスリーブドレス」という姿は、宮本は「頑固ながらもかわいい、目はちょっと猫目に」という要望から、小田部がデザインしたもの。

・小田部はマリオとクッパの再デザインも担当。

・小田部は2007年に任天堂を去っているが、『スーパーマリオ3Dランド』(2011年)ではピーチの手紙をデザインしている。

ピーチ姫? キノコ姫?

・日本では当初より「ピーチ姫」として知られているが、西洋で『スーパーマリオブラザーズ』が販売された際にその英名は「Princess Toadstool」(キノコ姫)とされていた。

・Princess Toadstoolは10年近く公式の英名であったが、SNES版『ヨッシーのロードハンティング』で初めて「Princess Peach」と表記される(ダイアログボックスの大きさからToadstoolではなくPeachに替えられたと推測される)。

・その後、名前は「Princess Toadstool」に戻るものの、『スーパーマリオ64』の海外版ではToadstool、Peachの両方が使用され、以降はどの地域のものでも「ピーチ姫/Princess Peach」に統一される

ピーチの髪の色は何色?

・『スーパーマリオブラザーズ』でのピーチは白いドレスに赤毛だが、これはNESの画像処理ユニット(PPU)の制約によるもので、スプライトタイル当たり4色しか使用できなかったため。

・ピーチ姫がゲーム内で初めてブロンドで表現されたのはNES版『マリオオープンゴルフ』、NESでピーチがブロンドな唯一の作品でもある。

ピーチ姫の声優たち

・1986年のアニメ映画『スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!』はピーチ姫に声がついた最初の作品で、声優は山瀬まみ

・ピーチ姫に声を付けたほかの声優は、ピーチ姫のほかにキノピオ役の声優としても知られるSamantha Kelly、Nintendo of Americaローカライゼーション・マネージャーのLeslie Swann、『HALO』シリーズでコルタナの声優もしているJenn Taylor

ピーチ姫が出演できなかった作品

・ピーチ姫はゲームの歴史で一番数多くの作品に登場している女性キャラクターで、現在までに80作品以上に出演している。

・ニンテンドー64の『マリオテニス』開発中、開発元のキャメロットのスタッフは、ワリオチームに「ワルピーチ」というピーチのライバルになるキャラクターを作ろうとしたが、宮本茂により却下された。

・Wii版『パンチアウト!!』のプロデューサー、田邊賢輔はKotakuとのインタビューで、『パンチアウト!!』にピーチ姫をゲストとして登場させたかったが、女性への暴力ということでネガティブな反応が出るだろうということで却下された。

・『New スーパーマリオブラザーズ Wii』でも開発中にプレイアブルキャラとしてピーチ姫の登場が考えられていたが没になっている。宮本茂によるとその理由はこちら。

プレイアブルキャラクターとして彼女が居ればいいとは思ったが、キノピオはピーチ姫よりもマリオに近い体格をしている。もし4人のうちひとりがドレスを着ていれば、私たちはゲームプレイ中にスカートがどう扱われるかなど特別なプログラミングをしなければならないことになる。それがピーチがプレイアブルキャラクターではない唯一の理由。もちろんワリオが居ればオナラをさせるようプログラムしないといけないし。

・『スーパーマリオ 3Dワールド』ではプレイアブルになったピーチ姫について、プロデューサーの林田宏一は、もともとこの作品でピーチはプレイアブルキャラではなく、囚われの姫となる予定だったとしている

・『スーパーマリオ 3Dワールド』でピーチがプレイアブルになったのはプロデューサーの小泉美明のアイデアPolygonでその理由について語っている。

マリオゲームには昔から男性キャラクターを代表するキャラクターはたくさんいたので、女性のプレイアブルキャラクターもいればいいと考えた。マルチプレイヤーでは彼女のおかげで競争が楽しくなると思う。様々な人が自分の性格に合ったキャラクター、もしくは好きなキャラクターを選べる。そしてピーチ姫は遊んでいてとても楽しいキャラクターだ。

・ピーチ姫が主役となった初の作品はニンテンドーDS『スーパープリンセスピーチ』

・宮本茂はピーチ姫が作品中で楽天的で自信を持った存在として描写されることは任天堂にとって重要なことだとしており、こう話している。

(ピーチは)マリオに「守られている」とは考えていない。我々の持つ彼女のイメージは、力強い存在。開発者たちの多くは母親がブーツを履く家庭から来た(母親が働く家庭の意)。

初主演作品『スーパープリンセスピーチ』

・『スーパープリンセスピーチ』には、使用されなかったオブジェクトや敵が複数含まれており、その多くは『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』に影響を受けているようで、ワンワン岩やテレサたちが見られるほか、『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』とまったく同じあほーどりのスプライトも存在する。

・「喜ぶ」(黄)と「楽しむ」(緑)の未使用のノコノコスプライトも存在する。

・クッパ7人衆もアニメーションとして存在するが、ゲームには未登場。

・ゲームに登場しない11のステージが存在する。他の未使用ステージに行くパイプのあるテスト面、ドアが二つあるステージ、「哀しむ」を使うと床が凍るステージ、クリアするとステージ0に移動するブロックと敵とコインだらけのステージ、「哀」状態のノコノコが大量に出現してラグってバグるステージ、などなど。

『スーパープリンセスピーチ』と『伝説のスタフィー』

・『スーパープリンセスピーチ』開発の株式会社トーセは、1979年の設立以来1000作品以上くのゲームを下請け開発しているがクレジットすらしない、まさに経営方針通りの「縁の下の力持ち」。

・ただし『伝説のスタフィー』シリーズというトーセ独自のフランチャイズで、トーセと任天堂が共同所有している。

・『スーパープリンセスピーチ』には『伝説のスタフィー』を基にした未使用3Dファイルやテクスチャも含まれており、同じデータが『伝説のスタフィー4』にも未使用だが存在する。

・『スーパープリンセスピーチ』に敵キャラとして登場するサングラスをかけた星のスターフィッシュは『伝説のスタフィー』の主人公スタフィーにそっくり。

・スターフィッシュはゲーム内の記述でも「星型の敵で、ある王国の王子と噂される?」と書かれているが、『伝説のスタフィー』の主人公も王国「テンカイ」の王子。


ピーチ姫ファンでさえなかなか知らないような豆知識がたくさんありましたが、皆さんはどれだけご存知でしたでしょうか?

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